分かるよ…痛いくらい分かる…。



昨日まったりグダグダと過ごしていた日中。

35歳独身のアカリから電話がかかってきた。


用事があって私の家の最寄駅まで来るから会えないか?と。

目安の15時くらいに最寄り駅をプラプラしているとアカリから電話。


「今どこ??改札前に居るよ。」


「じゃぁ、改札行くね。」


と改札に向かって歩いていくと…

どうもいつもとは違う服装のアカリが立っていた。


「どうしたの??何かいつもと違くない??」


「ん…お見合いしてきた。」


「えっ??お見合いって??えっ??」


ひとまずカフェに入り話を聞いてみると…


アカリ仲人系の結婚相談所に入会したとのこと。

そして先週からお見合いがスタートしたらしい。



けれど…



先週の初お見合いの帰り道どうしようもなくしくなったと。

何故か分からないけれどきたくなったと言った。



痛い…


胸が痛い…



私自身長い婚活で何度となく感じたその感情。

お見合い相手と会った帰り道、収穫のない合コンの帰り道…

いつもいつもしくなり、そしてきたくなったっけ。


そして落ちまくっている時には…夜な夜ないたっけ。。。



「思ってること話していいよ。何でも。」



そう言った私にアカリは途切れることなく話し続けた。


35歳は婚活市場でどんな扱いなんだろうか…


・お見合い相手がどうしようもない人ばかりでツライ


・本当にこれで結婚出来るのかな…


・何をどうしたらいいのか分からず焦るばかり…


・とにかくしくて仕方ない…



簡単に言うとこんなようなこと。



私は婚活の達人でもなんでもないし、

婚活市場を知り尽くしているプロでもないから…

偉そうなことは言えません。


言えたのは以前のブログに登場してきたおかしな人たちのことや、

自分がアカリのように感じた時にどうやって過ごしてきたか…を

話してあげることしか出来ませんでした。


私がこういう状況だった時、人に話を聞いてもらうだけでも

気持ちが楽になった経験があったのでとにかく話させました。


アカリは私が相談所経由で結婚したことを知りませんでしたが、

昨日アカリの話をちゃんと聞く前にダンナ様との出会いを話したのです。



「mikuが相談所に入っていたなんて…ビックリ。

でも何だかすごく頼もしい友達が居る気がするよ♪」


「今の仕事で出会いはないし…忙し過ぎたでしょ??

だから合コンに参戦するのも殆ど無理だったんだよね…

だから相談所に入ったんだけどね。」


「mikuも同じような思いをしてきたんだね…」


「そうだよ。何年もね(笑)

それに、お見合い相手は基本おかしな人って思って会った方がいいよ。

そうすると普通の人に出会った時、【この人素敵♪】って思える(笑)

普通であることの素晴らしさを痛感するというか。。。」


「何も分からず飛び込んだから…ビックリすることばかり。

あぁ、だからアナタ結婚してないのね…って思っちゃうよ。

って私もそう思われてるのか(笑)」


「そうそう、お互い様なんだよ。

自分は普通って思っていても相手からしてみたら変かもよ!?

けどその普通の定義が似ている人に出会えればいいわけ。」


「ねぇ、これからもちょくちょく呼び出していい??」


「いいよ。週末はダンナ忙しいから帰り遅いし。

お見合いはこの近辺が多いもんね(笑)」


「ホント、多い(笑)」


そこからまた色々な話をして別れました。

これからアカリがどうしようもない気持ちになった時は、

出来る限り話を聞いてあげたい…。


そしていつか「見~つけた!!」と思える男性と巡り合って欲しい。


そう思いながらダンナ様が帰ってきて顔を見た瞬間…

私の長い長い婚活の集大成は…



この人なんだなぁ~♪



としみじみ思ったのでした(*^ー^)ノ




☆7月27日☆


さくら咲いたそのあと