こんにちは、美月です。




今日は私の〝癒し〟についてお話ししたいと思います。




うつ病には「それいけ!アンパンマン」のアニメーションが効果的だと耳にしたことがあります。




分かりやすく正義と悪があって、その中でも比較的平和な世界で、優しさに溢れた作品だから、傷ついた心に効くのかなと、個人的に思っています。




落ち込んでいる時の優しい世界



心底憧れますよね。





私の場合、うつ病やうつ状態の際に確実に効果を感じているのが〝ムーミン〟です。




小説はもちろん、うつ状態で本が読めない時には「楽しいムーミン一家」というアニメーションを常に見ています。




作画がとても美しく、楽そうだったり悲しげな綺麗なサウンドトラックにも癒される作品です。




もちろんストーリーも最高なんです。




それこそ、生きる上で大切なことや、見失ってはいけない物、はっと気付かされる名言が出てきて、人生というものを教えてくれます。


 


教えてくれるだけではなく、やっと息ができるような、心が深呼吸をできる作品なのです。




そして何より世界がとても優しいのです。




「楽しいムーミン一家」というアニメーションは比較的、原作小説に忠実なストーリーなので、同じお話が盛り込まれています。




その中でも私が1番お気に入りなお話しがあります。




それは小説タイトルで「目に見えない子」です。




かなり大まかに説明すると


 


叔母さんという存在に何度も皮肉を言われ傷つけられたニンニという少女が、現実が辛くなり姿が消え、目に見えない存在になってしまうのです。

声も出ないので、存在を確かめるには、首に付けた銀の鈴の音で、どこに居るかや、イエスやノーを判断します。

そんなニンニが様々な葛藤をし、ムーミン達の力を借りながら徐々に自分の姿を取り戻していく。


 


そんなストーリーなのです。




なぜニンニが姿を取り戻せたのかそれは実際に小説やアニメにて確認してみて下さいね。


 


「目に見えない子」はこちらの本に収録されています





アニメのタイトルでは「姿の見えないお友達」です。

こちらのDVDに収録されています






簡単な説明文だけでも、ニンニと自分をどこか重ねてしまう方は少なくないのではないでしょうか。

私もそのうちの一人です。



 

あの頃の自分の姿を取り戻したい。




周りの人の力を借りながらも、諦めずに頑張るニンニの姿を見ていると、自分も頑張ろうと心から思えるのです。




もちろん他にも素敵なお話しは沢山あるので、また別の機会にブログに書きたいと思います。




そんな優しい世界を書き、描いてくれたトーベ・ヤンソンさんには感謝しかありません。



こんな素晴らしい世界を作って下さって、私は心から感謝しています。





うつ病の症状が辛い時、ムーミンのストーリー、世界観、登場人物達や、言葉に何度救われたか分かりません。





ムーミンのお陰で乗り越えられた事、優しくなれた部分もあり、生きてく上で大切にすべくものに気が付けました。

  


病気と闘うことに勇気をもらいました。



生きる希望を貰いました。




今、うつ病やうつ状態で悩んでいる方がいらっしゃって、ただ寝る事にうんざりしているのなら、ぜひムーミンのアニメーションを見てみて下さい。




本が読める状態になったら、ぜひ小説も読んでみて下さい。




良い意味で現実逃避ができます。

それなのに、現実的にも考え方がプラスになれます。




私はいつも、ムーミンを見ながら辛い時間ををやり過ごしています。 





実際に私が抑うつ状態の時に絶大な効果を感じているので、他にもムーミンに救われる方は沢山いるのでは無いかそう思い皆さんにもオススメしたくて、このブログを書きました。




何かに縋ってでも癒されたい方、ぜひ「楽しいムーミン一家」の前半のオープニングだけでも良いので、聴いてみて下さいね。




〝素直な心だけがあればいい〟


 


その言葉に救われるはずです。


 


ムーミンに救われてる方は既に沢山いらっしゃると思いますが、こうしてご紹介させて頂きました。





今回も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。





■@mi_ay1130