秋の空。

あなたがいなくなって、
もう3年。
まだ3年。

あの日、
ひとりぼっちで
秋の空を見上げた。
夕焼けの空、
あなたを乗せたドクターヘリが
飛んでいく空を。

何がなんだかわからなくて、
誰に何を伝えていいかわからなくて、
もう2度と会えないような
悪い予感しかしなくて。

それから12日間、
あなたも、何がなんだかわからないまま、
でも、
生きるために必死に戦ったんだよね。
全身で、全力で。

辛かったよね、寂しかったよね、
ごめんね、
ごめんね、

ずっと一緒だって言ってたのに、
これからは二人でたくさん
いろんなとこに行って、
美味しいもの食べて、
いっぱい笑おうって言ってたのに、

ひとりにしてごめんね。

もっともっと、
大好きって言えばよかった。
もっと抱きしめて、ぬくもりを感じたかった。

あれから3年。

わたしは生きてる。

天国はあったかい?
みんな優しい?
また愚痴を聞く係かな?

お願いがあるの。

わたし、あの時みたいに、はじけるように笑ってないかもだけど、
あの時みたいにキラキラしてないかもだけど、
それはあなたのせいじゃないから、
気にしないでね。

また、見つけてね、わたしを。

あなたがいないこの世で、
わたしは生きなきゃいけないけど、

あなたが生きたかったこの世だから、
わたしは生きる。

だから、

いつか、また、会おうね。