2021/9/15

ライブフィルム「ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”」ジャパンプレミア

(東京・丸の内ピカデリードルビーシネマ)



▼9月15日(水) 実施 ジャパンプレミアイベントレポート | ニュース | 映画『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories』

 





櫻井さんは、「久々の登壇で少し緊張しているのですが、たくさんのチャレンジが詰まった作品をお届けできること、とてもわくわくしております」と挨拶。


嵐”初”のライブフィルムとなる本作をいよいよ日本のファンに届けられる意義・意味を聞かれると、櫻井さんは「“嵐”初のライブフィルムを今日9月15日僕たちがハワイで結成した記念日に、こういった形でお伝え出来るというのが、とても嬉しく思っているのと、およそ2年前のコンサートなんですけれど、とにかくあの時の皆の熱気や我々の思いを真空パックのように閉じ込めたいなと思っていたところだったので、今その真空パックを開いて時の流れを感じずに楽しんで頂ける作品になったのではないのかなと思っております」と感慨深い様子。


また、今のご時世では貴重な有観客でのライブフィルムで、まるで実際のライブ会場の客席にいるような一体感を感じる本作に対して、「このタイミングで満員のファンの方に埋め尽くされた会場をご覧頂きたいですし、その満員の会場をご覧頂いた中で劇場で感じる一体感のようなものもあると思うので、楽しんで、思い出して頂きたいのと、またそんな日が1日も早く来るようにという願いも込めながらご覧頂けたらなと思っております」と語り、


本作を観た感想を聞かれた櫻井さんは、「凄く印象的だったのが客席にいる所から僕たちが上を通る映像とかまるでその会場の客席にいるようなことが体感できるという所と、会場では味わえない興奮や距離感が感じられる作品だなと思っています。通常のDVD、Blu-rayは、いつもコンサートやっている風景を撮ってもらうんですれども、撮影の為に集まってもらったので、我々嵐、スタッフ、そしてファンの皆さん。全員で1つの作品を作ろう!という意気込みで作ったので、ファンの皆さんはもちろん、今まで嵐のライブを見たことがない方にもチーム嵐の熱気を感じてもらいたいなと思います。総力戦です」と実際に映画を観た櫻井さんもその臨場感の凄さと、この映画ならではの見どころを語りました。


櫻井さんは「スタッフのほとんどが過去に僕ら5人、あるいはそれぞれで仕事したスタッフに集まって頂いたので、僕でいうと『ヤッターマン』(09)でご一緒したカメラマンや他の作品でご一緒した方ばかりで、温かく撮影出来ました」と感謝の気持ちを述べました。


櫻井さんは「初のチャレンジ、初の試みと言うのは、ファンの皆さんの協力あってこそで、普段ライブの映像というのは、ご来場頂いたファンの皆さんの視界を遮らない場所にカメラを置くんですね。でも今回はそれをご理解いただいて、熱気も凄かったんですよ。凄く素敵な時間になりました」とファンにも感謝の気持ちを伝えました。


「9月15日にこれをお伝えすること、そして11月3日のデビュー記念日に公開することは我々5人とスタッフがこだわり続けた日にちだったので、やっとお伝えすることが出来て、嬉しく思っております。参加してくださったファンの方々はこれは一体何になるのか知らないまま2年近く待ってくださったので、やっと言えたという気持ちです」と明かしました。


実際にドルビーシネマで本作を鑑賞した櫻井さんも、「僕も改めてドルビーの環境で見たのですが、最高峰。監督もおっしゃっていた没入感。これはDVD作品とは違う、映画館で見てほしい作品だなと思います。音源で聞くのと会場で聞くのとまた違う音に包まれているような感覚になるかと思います」とその凄さに驚いた様子。


最後に櫻井さんから、「改めてこうして公開をお伝え出来ること嬉しく思っております。劇場のポスターに“さあ、映画館で夢のつづきを始めよう。”と書いてあるんですが、本当に僕にとって夢の詰まった作品となりました。2年前のあの頃の夢、観客が埋め尽くされているという今となってはの夢。そのたくさんの夢の詰まった作品を見て、これからの夢をご覧になった方に感じて頂けたらなと思っております。そして何より、松本潤も精魂込めて作ったコンサートですので、ぜひ嵐のコンサートに触れたことがないと言う方にもご覧になって頂けたらと思っております」と本作を楽しみにしている方にメッセージがあり、さらに「松本と2人で観たんですけど、コンサート部分のエンドロールで、“Directed by Jun Matsumoto”のクレジットをもの凄く恥ずかしがってました(笑)僕は誇らしい気持ちになりました」と話し、日本公開に大きな期待を膨らませて本イベントは終了しました。


☆ENCOUNT

【ほぼ全文レポ】櫻井翔、嵐初ライブ映画は「胸が熱くなる」 公開はデビュー記念日「こだわり続けた」

 


櫻井翔(以下、櫻)「お集まりいただきありがとうございます。有働さんも夏休み中にすみません」

有働由美子(以下、有)「とんでもありません、光栄であります」

櫻「久々のこういう登壇でそわそわと緊張しているんですけれども、改めて初のたくさんのチャレンジが詰まった作品をお届けできることをとてもワクワクしております。本日はよろしくお願い致します」


櫻「そうですね。初のライブフィルムを今日、9月15日というのが僕たちがハワイでデビュー会見をした結成の記念日なんですけども、こうした形でお伝えできるということがとてもうれしく思っているということと、このタイミング、およそ2年前になるんですかね。2年前のコンサートなんですけど、とにかくあのときのみんなの熱気、我々の思い、真空パックのように閉じ込めたいなと思っていたところだったので、今、その真空パックを開いて、時の流れを感じずに楽しんでいただける作品になったんじゃないかなというふうに思っているところです」


櫻「今このタイミングで満員のファンの人で埋め尽くされた会場、それもご覧いただきたいですし、その満員の会場をご覧いただいた中で、何か日常で、客席で感じるその一体感というものもあると思うので、それを楽しんでいただきたい、思い出していただきたいのと、1日も早くそんな日がくるようにって願いも込めてご覧いただけたらなと思っています」


櫻「すごく印象的だったのが、客席にいるところから僕たちが上を通る映像とか、まるで会場にいるようなことが体感できるということと、会場では味わえない興奮、距離感、そういったものが感じられる作品だなと思っています。通常のDVD・ブルーレイ作品と大きく違うのが、いつもコンサートをやっているその風景を撮ってもらうのがDVD・ブルーレイ作品だったわけですけども、今回は撮影のために集まってもらう。ですので、我々、嵐、スタッフ、そしてファンの人、撮影スタッフ、全員で1つの作品を作ろうといって作った作品ですので、ファンの方々はもちろん、今まで嵐のコンサートを見たことない方々にチーム嵐の熱気を感じてもらいたいなと思いますね。総力戦ですね」

有「確かにカメラとの距離感が嵐のことを存分に知り尽くした方々なんだろうなと思いました」

櫻「あれ、すごかったですよね!」

堤「狙ってました」

櫻「カメラが125台」

堤「本当は127なんだけどね」

櫻「そうそう、細かいことは大事です。重要です、重要ですよ!」

堤「1人が何個か持ち替えているので、それをカウントすると」

櫻「127ですね! すなわち125人ほどのスタッフが集まってくださったわけです。現場で当時冗談半分、まぁ本気半分で言ってましたけど、この日だけは映画の撮影が止まっているみたいな」

堤「リアルです。本当に止まっていました」

櫻「125名のスタッフが集まっていただいたので……」

堤「125人のカメラマンだけではなく、それのアシスタントあるいはもろもろ調整する人、含めると本当に何百人とほぼ映画の撮影の中心人物が東京ドームに集まっちゃったので、そういう世界にしてみればえらい迷惑でしたね(笑)」

櫻「撮影を止めたんですね。監督が粋だったのが、そのスタッフの中のほとんどが過去に僕ら5人、あるいはそれぞれで仕事したスタッフを集めていただいたので、僕でいうと『ヤッターマン』でご一緒したカメラマンとか他の作品でご一緒したカメラマンとか、『なんでこんなとこに来てくれたの!』って温かく撮影できましたし、ちょっと見せていただいたんですけど、いわゆるサブコンがどうなっているかというと、NASAみたいな。モニター120何台みたいな」

堤「NASAよりは上だと思います(笑)」

櫻「とてつもない施設でしたよね」

堤「松本(潤)くんなんて僕に『絶対全部は見れてないよね』ってツッコんでましたから。でも見えてるんですよ、これが」

櫻「あれをどう編集してこうなったのかというところもあのプロセスを知る身としては思いますよね」


堤「そもそも『5×20』ですから、100ってイメージだけはずっとあったんです」

櫻&有「なるほど~」

堤「え、今!」

櫻「いや、カメラの台数と直結しないですよ。掛け算したことないですもん。『5×20』って……。5人の20年なだけですから(笑)」


櫻「初の挑戦というのはファンの皆さんのご協力があってのことで、先ほどもお伝えした通り、通常ならご来場いただいたファンの皆さまの視界をとにかく遮らないような場所にカメラを置くんですね。それを今回はご理解いただいて、時に視界を遮ることをご理解いただいて、何より通常と違うのはステージ上にカメラがいるという、通常のコンサートだとステージ上にカメラがいるとそれこそ演出の妨げになってしまうんですけど、あくまで撮影のために、撮影の日だということをご理解いただいて、ファンの皆さんにも参加いただきましたので、ファンの熱気もこの日すごかったですよ。『よし、良いもの作ってやろう』という」
堤「1曲目から感じていましたよね。気合いといい、共感関係みたいな」
櫻「本当にそうです。『良いもの、作ろう!』というような、すてきな時間になりましたよね」

有「観客の皆さんの表情も描かれていて、映っている人には『映ってるよ』ってお伝えしてあげたいぐらいすてきでしたけども、私はいつも『news zero』でクールビューティーな櫻井さんを拝見しているのですが、今回の映像を見てラップを刻むときの野性的な櫻井翔の顔を見てこういう角度で見たらこういう表情なんだとも思ったんですけども、改めて素晴らしい映像で自分を見たときに発見はありましたか?」
櫻「いやぁ~、そうなんですね。そういった意味でいうとこれ見て思い出すかもしれないですね。改めてねぇ……。最近はそういった意味でいうとラップも少ないですしね。なんていうのかな、ステージにいるときの自分を映像で見ると客観的にこうなってたんだって思うの半分と、加えて何か共鳴してしまうというか、テンションが上がってしまう部分があるので、見ての発見はあるかもしれないですね」

堤「何よりピアノですよ。クール&ホットで言えば、クールな面はピアノです。すごい!」
櫻「ありがとうございます。足元まで撮っていただいて。ペダルの動きってなかなか通常のコンサートじゃ見られないですけど、こだわって撮っていただいて。ありがとうございます」

櫻「映画『ARASHI Anniversary Tour 5×20 “Record of Memories”』ですね。我々の結成記念日9月15日に発表させていただきます。11月3日、我々のデビュー記念日ですけども、11月3日にドルビーシネマにて先行公開となります。そして、全国の劇場にての公開が11月の26日、これ奇しくも大野智の誕生日でありますけれども、この2つの記念となるような日にちに公開となります。そしてドルビーシネマチケット前売鑑賞券の発売日も決まりましたので、公式ホームページそしてSNS等でチェックいただければと思います」
有「ものすごい細かいこと言っていいですか。“FILM”が抜けましたね」
櫻「細かいな! え~、皆さまご理解いただいて……。映画『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』こちらの公開についてお伝えさせていただきます……。どうかこの辺りで(笑)」

櫻「でも、本当に9月15日にこれをお伝えすること、11月3日のデビュー記念日に公開すること、これは我々5人とスタッフがこだわり続けてきた日にちだったので、やっとお伝えすることができてうれしく思っています。先ほどから何度もお伝えしてますけど、参加してくださったファンの人たちはこれが一体何になるのか知らないままご参加くださり、2年近く『私たちのあれは一体どこにいったんだ?』って思いで過ごされてきたので、やっと言えたって気持ちです」

櫻「僕はミュージカル作品は映画館で見ると決めていて、なぜかというとやっぱり映像と何より音響環境が最高なので、そういった作品は映画館で見たいと思っていたんです。改めてドルビーの環境でこれを見るとそれの最高峰といいますか。先ほど監督もおっしゃった没入感。DVD作品とまた違う、やっぱり映画館で見てほしい作品だなと思いますね」
有「ドルビーなので音が縦横無尽に聞こえたり、音の迫力が違うということですけど、楽曲も違って聞こえますよね」
櫻「そうですね。音源で聞くのと会場で聞くのとまた違う。なんていうのかな、音に包まれている感覚になるかと思いますね」

櫻「改めて、こうして公開の旨、お伝えできることうれしく思っております。劇場のポスターで『映画館で夢の続きを始めよう』って書いてあるんですけど、本当に僕にとっての夢の詰まった作品となりました。それは2年前のあのころの夢、あとは満員の観客で埋め尽くされているという今となってはの夢。そのたくさんの夢の詰まった作品をこれからの夢をご覧になった方々に感じていただけたらなと思っています。そして何より、監督もそうですが松本潤も精魂込めて作ったコンサートですので……」
堤「みんなでやったんですよね(笑)。演出は松本さんだけど」
櫻「(笑)。松本も細かいところにこだわったコンサートなので、ぜひ嵐のコンサートに触れたことがないという方にもたくさん見ていただきたいなと思っています。本日はありがとうございました」

櫻「今年1番最初に会ったのが、この作品を見るというところだったんですよ。松本と2人だったんですけど、(笑いながら)『あれどうしたんだろう?』と思ったんですけど、1番最後にエンドロール流れるじゃないですか。ザーッと。(そこに)“Directed by 松本潤”と、『え、これ堤さんじゃないの?』って思って、コンサート作品の演出を松本がやったっていうクレジットを松本はものすごい恥ずかしがってました(笑)。『いいじゃん、あれかっこいいじゃん! めちゃめちゃかっこいいよ』って言ったら『え、なんかめちゃめちゃ恥ずかしい』って。『なんで! 事実だよ、良いんだよ』って言ったんですけど、なんかむずがゆいんですかね。ちょっとこっ恥ずかしいんですかね。僕はメンバーとしては“Directed by 松本潤”って誇らしい気持ちになりましたけどね」

櫻「プレイングマネジャー状態ですもんね。だからそんな作品を松本が作ったコンサートという作品をずっとお世話になってきた堤監督に作っていただいたというのがとても我々としては胸が熱くなる作品ですね」