2020/12/31 This is 嵐 LIVE 2020.12.31


☆ORICON NEWS 
■嵐、活動休止前ステージでメンバーが涙 大野智「またね、ありがとう」
https://www.oricon.co.jp/news/2180880/

櫻井は「同じ夢を描き同じ夢を追い求め、ときに夢破れ、傷つき、ボロボロに…なんて言ったらかっこいんですけどそれはそれで楽しくやっていたといいますか、いろいろあったんですけどこの5人がいればなんとかなるかな、すごく楽しかった」と軽やかに笑う。これからも「5人では集まる」としつつ、「それは嵐に似たなにか。嵐ではないとは言わないけど、僕たちは誰かに喜んでもらうために、議論したり、準備をしたり笑顔を届けることできたときに初めて嵐といえるからです。僕たちがいつかまた『嵐です』と胸を張って言えるときまで。21年間ありがとうございました」とメッセージを送った。

 二宮は天井のメッセージを読み上げながら「『ありがとう』を言わなければいけないのはこちらのほう」とつぶやいた。「十分幸せだし、本当に感謝してるんだけど、欲を言わせてもらうと、わがままを言っていいならまだまだツッコミたかったし、もっともっといじりたかった。僕らの言葉は、21年間で走ってきたなかですべて4人に向けた言葉だし、4人が生んでくれた言葉。きのうの夜はそれを取りあげられてしまう気がして浸ったりして不思議な時間でした。欲深い人間でした」と苦笑しながら胸の内を明かした。

☆スポーツ報知
■「さみしかったら、嵐、聴いてください。俺も聴きます」…嵐、活動休止 メンバー全コメント
https://hochi.news/articles/20210101-OHT1T50003.html

グループ活動休止前最後の一日は、単独で初の生配信ライブ「This is 嵐 LIVE」を行い、第71回NHK紅白歌合戦にも出演した。配信会場となった東京ドームでの公演は、この日で先輩デュオ・KinKi Kidsに並ぶ史上最多タイの通算58度目。

 櫻井翔「たくさん夢のその先まで連れてきてくれて、本当にありがとうございました。同じ夢を描き、追い求め、時に夢破れ、傷つき、ボロボロに。それはそれで楽しくやっていた。すごい楽しかった。いつか『僕たちが嵐です』と言える、その日まで」

 二宮和也「僕が、この21年で発してきた言葉は、すべて4人に向けた言葉だったし、4人が生んでくれた言葉。昨日の夜、それを取り上げられるような気がして不思議な気分でした。今日もみんなに会って、リハーサルだろうと、こういう大本番だろうと、必ず楽しめる。やっぱり嵐はすごい」

☆日刊スポーツ
■嵐5人肩組み熱唱…華々しく幕 松本潤と相葉は涙
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202012310000851.html

5万5000本のペンライトが設置された客席を前に、約3時間、全28曲をパフォーマンスした。使用されたカメラは70台、総スタッフ数は1300人。

ラストは、全員がマイクをポケットに入れて、5人で手をつないだ。櫻井は晴れやかな表情で何度もうなずき、二宮和也(37)は笑顔をはじけさせた。両手を挙げて、全員で「ありがとうございました~!」と叫んだ。

■櫻井翔「僕たちは来年以降も結構会う」嵐コメント https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202012310000930.html

櫻井翔(38)は「ファンの皆さん。たくさんの夢をかなえていただき、自分が思っていた夢のその先まで連れてきてくれて本当にありがとうございました。メンバー。同じ夢を描き、同じ夢を追い求め、時に夢破れ傷つきボロボロに…なんて言ったらかっこいいけど(笑い)。それはそれで楽しくやっていたと言いますか。この5人でいりゃ何とかなる、そんな根拠のない自信を持っていました。すごく楽しかった。21年前には想像していなかった夢だけど、この4人と一緒にいられたことが一番大きくかなった夢かな、なんて思ってます。僕たちは来年以降も結構会うと思います。でも個人的には、それは嵐に似た何かなんじゃないかと思います。なぜならば、誰かに喜んでもらうために議論した時、誰かに楽しんでもらう準備をした時、誰かに笑顔を届けることができた時、初めて嵐と言える気がしているからです。いつかまた、僕たちが胸を張って『嵐』と言えるその時まで。本当に21年間ありがとうございました」とコメントした。

■大野智「4人に一番感謝することは…」嵐コメント
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202012310000929.html

■二宮和也「まだまだツッコみたかった」嵐コメント
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202012310000922.html

二宮和也(37)は「皆さんから無数のメッセージをいただいています。本当にありがとうございます。お礼を言わなければいけないのは、我々のほうです。支えてくださる皆さんがいるから、2020年を走りきることができました。ありがとうございました。メンバーのみんな、もう1つだけわがままを言っていいなら、まだまだツッコみたかったし、もっともっとイジりたかったです。それが本音かな。やっぱり僕が21年間発してきた言葉は、全て4人に向けてきた言葉、全て4人が生んでくれた言葉なんです。昨日の夜、それを取り上げられるような気がして、妙にひたったりして、なんだか不思議な時間でした。欲深くて、すみません。後輩のみんな、これからは『嵐みたいになりたい』ってことは言えなくなります。これからは、あなた達の色で、あなた達の輝きを、あなた達のファンに届けてください!」とコメントした。

■相葉雅紀4人に感謝「人間としてトップ」嵐コメント
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202012310000931.html

■松本潤「これからも僕らの音楽を愛して」嵐コメント
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202012310000923.html

☆中日スポーツ
■嵐、万感の第1章ラストステージで28曲熱唱…大野智「またいつか人のためになれるように」
https://www.chunichi.co.jp/article/179355

 午後8時に第1章最後のステージが幕を開けた。セットリストはメンバー5人で考え、松本潤(37)が東京ドームの巨大空間で最新技術を取り入れた演出を考案。巨大センターステージのど真ん中にそびえ立つタワーの頂上で輝くミラーボール(高さ25メートル)からメンバーが登場した。

 ステージのセット裏には2つの部屋を用意。鏡張りの空間で照明とレーザーのみを使用した「LIGHTRoom」から、最新アルバム収録曲「いつか秒針のあう頃」を初披露したほか、LEDに囲まれた空間でCGを駆使する「XR Room」からは「台風ジェネレーション」「君のうた」などを届けた。

 途中、紅白歌合戦に出演するために中断した際、メンバーへのサプライズで視聴者から感謝のメッセージを募集。「感謝カンゲキ雨嵐」を歌う場面で、そのメッセージが天井を覆い尽くすように流れた。東京ドームの客席など置かれた5万5000本のペンライトがそれぞれのメンバーカラーに染まる中、メンバーが一人ずつあいさつした。

 櫻井翔(38)は「僕たちはきっと来年以降も結構会うと思います。ご飯行こうよとか飲みに行こうよとか。でも個人的には、それは嵐に似た何かなんじゃないかと」と「いつかまた『僕たちが嵐です』と胸を張って言えるそのときまで。21年間ありがとうございました」と語った。

 二宮和也(37)は「今日(メンバーの)みんなと会って、リハーサルだろうと(ライブの)本番でも変わらず楽しめるのは、やっぱり嵐はすごいと痛感しました」としみじみ。

■【嵐休止前ラストライブ】無観客配信でも参加型の企画を実現…リアルタイムでメンバーとつながったファンの姿も
https://www.chunichi.co.jp/article/179356

☆デイリースポーツ
■嵐 感謝の涙「いつかこの夢の続きができたら…」ファンのメッセージに感極まる
https://www.daily.co.jp/gossip/2021/01/01/0013978241.shtml

 最後の一日は、ファンとともに過ごしたい-。そんな思いを込め、活動休止を決めた2年前から構想を練ってきた。「最高のショーを見せてやるよ!」。叫んだ5人。その場所に選んだのは、KinKi Kidsと並び史上最多タイの58回もステージに立ってきた聖地・東京ドーム。

【ライブアラカルト】
◆センターステージ 直径40メートルの円形
◆ミラーボール 直径6メートル
◆タワー 高さ25メートル
◆巨大LED 横20メートル×縦25メートルが2面
◆プロジェクター 40台
◆ペンライト 5万5000本
◆カメラ 70台
◆MEETS CHANCE 88枚のスクリーンにライブ視聴するファンが映る機能
◆スタッフ 1300人
◆出演者 30人(ジャニーズJr.25人)

☆サンケイスポーツ
■櫻井「もっと声ちょうだい」相葉「聞こえたよ、ありがとう」嵐活動休止前ラストライブあいさつ 
https://www.sanspo.com/geino/news/20210101/joh21010104000009-n1.html

二宮「いらっしゃいませ!いらっしゃいま
せ。見えてますか?聞こえてますか?楽しん
でいこうぜ、楽しんでいこうぜ!みんなで最後
の最後を迎えよう。みんなで最後の思い出を共有しよう。最後までよろしく!」

櫻井「パーティーピーポー!ヘイ、調子はど
うだ?調子はどうなんだ?ヘイ、上の方でも
なく、下の方でもなく、画面の向こう側。見えてるぞ。MEETS CHANCEのみんな。どう
もありがとう!野郎ども、調子はどうだ?女
の子の調子はどうだ?俺たちはもう準備ができ
るよね?準備できてるよね。どうもありがと
う。ヘイヘイ、こっちはもう準備できてるぞ!みんなはどうなんだ?初日にしてファイナルだ
ぞ。楽しんでいくぞー。もっと声ちょうだい。もっと声を。ゴー、ヘイ、嵐、嵐、嵐⋯」

■嵐・相葉雅紀メッセージ「一生忘れられない1日」
https://www.sanspo.com/geino/news/20210101/joh21010104000001-n1.html

■嵐・櫻井翔メッセージ「明日以降も結構会う」
https://www.sanspo.com/geino/news/20210101/joh21010104000002-n1.html

■嵐・二宮和也メッセージ「うれしい幸せな21年」
https://www.sanspo.com/geino/news/20210101/joh21010104000003-n1.html

■嵐・松本潤メッセージ「5人で思い出話をしたい」
https://www.sanspo.com/geino/news/20210101/joh21010104000004-n1.html

■嵐・大野智メッセージ「自分の時間を生きてみる」 
https://www.sanspo.com/geino/news/20210101/joh21010104000005-n1.html

■櫻井翔「いつかまた『僕たちが嵐です』と」 最多58度目東京D単独!“ラスト”ステージで金字塔
https://www.sanspo.com/geino/news/20210101/joh21010104000007-n1.html

■嵐、ミラーボールに乗ってド派手に登場!活動休止前ラストライブ 
https://www.sanspo.com/geino/news/20210101/joh21010104000010-n1.html

☆スポーツニッポン
■嵐 生配信ライブは画面と企画を通し“つながる”演出 日本最多タイ東京ドーム58回目の単独公演
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/01/01/kiji/20210101s00041000082000c.html

■嵐 涙の完全燃唱 支えてくれた人たちへ1人ずつ贈る言葉 大野「では、またね!」
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/01/01/kiji/20210101s00041000084000c.html

 【櫻井翔】会場のペンライト、その明かり一つ一つにみんながいると思いながら歌を届けてきました。みんなが作ってくれた僕たちのペンライトの海は、大海原のような景色でした。本当に凄い景色。絶景です。なぜ絶景か。このステージの上からでしか見ることができないからです。ずっと忘れない景色だと思います。少しずつですが、お礼を伝えていきたいと思います。僕たちはきっと明日以降、来年以降も結構会うと思います。ご飯行こうよとか、飲みに行こうよとか。でも個人的には、それは嵐に似た何か。でも嵐のような何か。なぜなら僕たちは誰かに喜んでもらうために議論をし、楽しんでもらう準備をしている時、誰かに笑顔を届けることができた時、初めて嵐と呼べると思う。いつかまた僕たちが胸を張って嵐ですと言えるその時まで…。本当に21年間ありがとうございました。

 【二宮和也】皆さんから無数のメッセージを頂いています。でも、ありがとうを言わなきゃいけないのは我々の方。世の中がこういう状況になり、それでも楽しんでくれる皆がいたからこそ、この2020年、僕らは走り切ることができました。幸せ者だと改めて感じています。十分幸せだし本当に感謝してるんだけど、もうひとつだけわがままを言っていいなら、まだまだツッコミたかったし、もっともっとイジリたかったです。それが本音かな。この21年間で発してきた僕の言葉というのは、全て4人に向けたものだったし、全て4人が生んでくれたと思っているので、昨日の夜、それを取り上げられちゃうような気がして妙に浸ったりして不思議な時間でした。欲深い人間ですみません。横にこんな頼もしい4人がいて、その目の前に応援してくれるファンの皆さんがいて本当に幸せな21年でした。

☆読売新聞
■嵐 活動休止前ライブでのあいさつhttp://blog.yomiuri.co.jp/.s/popstyle/2021/01/post-5862.html

■「嵐」ラストライブ、ファンに感謝の28曲…相葉さんや桜井さん涙
https://www.yomiuri.co.jp/culture/20210101-OYT1T50030/

■桜井さん「いつかまた」・大野さん「4人に感謝」・二宮さん「幸せ者」・相葉さん「嵐で良かった」・松本さん「夢の続きを」
https://www.yomiuri.co.jp/culture/20210101-OYT1T50033/

☆朝日新聞
■「嵐でよかった」最後は5人全員涙 無期限で活動休止に
http://www.asahi.com/articles/ASP110BQQND0UCFI004.html

☆東京新聞
■これが嵐だ!オンラインLIVEでファンにお別れ 相葉さん「つながってる」大野さん「みんなの顔見える」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/77591

☆産経新聞
■嵐、ラストの無観客ライブ「いつかこの夢の続きを」
https://www.sankei.com/entertainments/news/210101/ent2101010005-n1.html



■嵐ラストライブ 配信で流れなかった「もうひとつのスピーチ」

「嵐!嵐!嵐!嵐!嵐!」

 無観客のはずの会場に、彼らを呼ぶ声が響く。総勢約1300人のスタッフがアンコールを求めるかのように手拍子と共にその名を1分近く呼び続けた。すると、無人のステージに嵐が戻ってくる。5人とも晴れ晴れとした表情で、その目に涙はない。そして、松本潤(37才)はスタッフに労いの言葉をかけた。

「自分にとって、嵐は夢。その夢を一緒に作ってくれたのは、皆さんです」

 特別な日を共に迎えたスタッフは約10分間、続く4人の言葉をかみしめるように聞き入っている。ライブ後に起きた“奇跡”と“サプライズ”──関係者らの証言をもとに、その裏側を完全再現する。

24時から始まった別のラストスピーチ
 24時の配信終了後、本来ならばすぐに会場の撤収作業が行われるはずだった。しかし、5人がそれを押し止めた。無事、ラストライブをやり遂げることができた感謝の気持ちを直接、スタッフに伝えるためだ。冒頭の嵐コールは、そうした5人の思いに応えるため、スタッフから自然発生的にわき上がったものだった。ステージに戻ってきた5人は、順にマイクを持った。ここからはライブ関係者しか知らないエピソードだ。

 松本は「ありがとうございます。感無量です、本当に。楽しかった」と感謝の気持ちを伝え、「またどこかで一緒にお仕事をさせてもらえたら」と、今日まで共に走り抜けたスタッフとの再会を願った。

 二宮和也(37才)は「今後はプロゲーマーとして頑張っていきます」と笑いを誘うと松本が「素質あるからね」と一言。その後、二宮は「嵐の最後のライブをやったんだって、皆さんの中に残るようなものになればと思って頑張ったライブでした」と胸の内を明かした。

 相葉雅紀(38才)は「嵐はいったん休止しますけど、嵐のことを忘れないでくださいね。毎日、思い出してくれるとうれしいな」とストレートに語り、4人からは「重たい!」とツッコミを受ける一幕もあった。

 櫻井翔(38才)は「ここにいるジャニーズJr.のステージのときは嵐よりちょっとカッコ悪いくらいに作っていただきたい」と冗談を口にしながらも「ぼくたちを輝かせてくれて、ファンの心に残るステージを作ってくれてありがとうございました」と言葉をつないだ。

 最後は大野智(40才)。「皆さんがいなかったらこんなにきれいな終わり方はできなかったと思いました」と語り始めると「今後、ぼくは何をやるか決めていないですから、もしかしたらスタッフになって、この中のどこかにいる可能性もあります」とスタッフを笑わせ、「ぼくたちが話し合ったステージを作ってくれたことを感謝します」と語り、三本締めを呼びかけた。

 大きな、大きな三本締めが東京ドームに響き渡ったとき、スタッフから「ちょっと待った!」と大きな声が上がった。帰ろうとする5人が足を止めるとスタッフの代表者が、メッセージ入りの記念品を渡す。5人がスタッフへ伝えた感謝と信頼。それと同じ気持ちをスタッフも5人に伝えたかったのだ。5人はサプライズに驚きながらも口々に「ありがとう」「うれしいな」と顔をほころばせる。

 長い1日を終え、嵐であることに休止符を打った5人は、シャワーを浴び、私服に着替えた。軽く談笑を終えた午前2時過ぎ、それぞれ別の車に乗り込むと、別れを惜しむように帰路についた。寄り道もしないで自宅へと戻ったのは、ラストライブの余韻をじっくりと噛み締めたかったからなのかもしれない。すでに新しい年が幕を開けていた。5人にとっても新たな一歩が始まった瞬間だった。