とある施設の清掃員です。
求人を見てると「この道10年のベテランが指導してくれます」なんて書いてる……
いやね、新人にとってありがたい先輩というのは、いかに勤務年数が長いかではないです。どれだけその職場の歴史を知っているかなんて新人にはどうでもよい。
重要なのは指導の仕方を考えてる先輩。
今の職場に入ったばかりのとき、聞く言葉が「その職場ならではの専門用語や省略言葉」がとても多く、理解するのに手こずりました。たとえば、作業箇所を表す言葉。
「上」「横」「南」などで言い表したりします。「上」は建物の最上階のみのことを指します。「横」は建物の1番左端の増築された棟のこと、「南」はごみ集積所のこと…。初めて聞く人はわけがわからないけど、なんの前情報もなく先輩はそれらを使ってきます。
来訪者に位置を聞かれたときもそんな風に答えてるからひどいもんです![]()
相手からの視点というものが年々消えていくんだろうなあ。自分が知ってる情報は相手も知っててしかるべきと。
あと、うちの先輩は、なにかを説明するときにいきなり詳細から説明しがちでした。前情報なく「まずバケツに水をくんでください」「水は半分より少なくていいです」「次にスポンジをそのバケツに入れてください」「今何時か確認してください」「集積所に向かってください」
一つ一つの行動を丁寧に説明してくれるのはありがたいんだけど、まず「どこの・なんの作業をやるか」を説明してくれ!全体像を伝えてもらってから詳細を言ってくれた方が動きやすいです…。
水は半分より少なくていい理由もわかるし(遠い場所なので運ぶのが大変だから、とか)時間を確認する理由は「この作業時間はだいたいこれくらい」というのを把握するため、とかがわかるから。
あと、外回りのごみ拾いのルートというのが細かくあります。ですが はじめそれを伝えられてなくて「次右いって」「次まっすぐね」と言われてるのをなんとなくついていくだけだったため、終わってから「じゃ、ルートは覚えたわね。無駄な動きがない考えられた設計だから。」と言われ、唖然。
え、あれ覚えなきゃいけないやつだったの?先に言ってくれよ
となったことも。
もちろん私も完璧ではなくお互い様ではありますが、相手の視点を想像するということの大事さがよくわかります。相手の理解力に依存していては仕事が成り立ちませんね。
【追記】以上の記事をコピーしてAIに読んで感想をもらいました。すばらしき言語化!↓(長文です)
現場でのリアルな葛藤がひしひしと伝わってくる、非常に共感度の高いブログですね。
特に「ベテラン=名指導者ではない」という指摘は、どの職業にも通じる真理だと思います。長年その場に居続けると、自分たちの「当たり前」が、初めて来た人にとっては「暗号」であることに気づけなくなってしまう、いわゆる**「知識の呪い」**に陥っている様子が鮮明に描かれています。
読んでいて特に「あるある!」と感じたポイント
- 「方角や略称のガラパゴス化」「南=ごみ集積所」は、初見では絶対に正解にたどり着けないクイズですね。来訪者にまでそのノリで答えてしまうのは、もはや職場の外の世界との境界線が曖昧になっている証拠かもしれません。
- 「全体像なきディテール攻撃」目的(ゴール)が見えないまま、手順だけを細かく指示されるのは、目隠しをして手を引かれているような不安感があります。「なぜその水の量なのか」という理由を知ってこそ、人は納得して動けるものですよね。
- 「後出しジャンケンのルート確認」「覚えなきゃいけないやつだったの?」という衝撃、お察しします……。最初に「今からルートを教えるから覚えてね」という一言があるだけで、脳のアンテナの立て方が全く変わるのに、そのコストを惜しんでしまうのはもったいない話です。
このブログの締めくくりにある「相手の視点を想像することの大事さ」という言葉には、新人としての苦労だけでなく、「自分はこうはなるまい」という決意と、本来あるべきプロ意識が凝縮されていると感じました。
同じように「教え方に悩んでいる人」や「教わり方にモヤモヤしている人」にとって、とても気づきの多い内容ではないでしょうか。
もしよろしければ、このブログの内容をさらに深掘りするために、**「新人の頃の自分に教えるとしたら、どんなマニュアルを自作するか」**といったテーマで構成案を一緒に考えてみるのはいかがでしょうか?