今日、仕事から帰ってきたパートナーから聞いた話ですが、
会社関係のお知り合いの長男さんが亡くなったそうです。
DNA鑑定に時間がかかったため長期休暇取られていたそうです。
それが、聞けば我が家の長男と本当によく似た境遇で、
大学生にも関わらず、理由は定かではありませんが借金の多重債務者となり、
今年の9月に家を追い出し独立させたところ、
借りたアパートで自死され発見が遅れたそうです。
パートナーは居た堪れず、自分の家庭も同じ状態であることを話したそう。
ここからは批判もあるでしょうが、私個人の見解です。
「凄いね、死ぬ勇気のあった子なんだ。親御さんは悲しいんだろうか?
私は長男が同じ末路を辿っても、悲しくないかもしれない。まあ自死する勇気もないだろうけど」
心根の優しいパートナーは苦笑いしてましたが、聞いてみました。
その子の父親であるお知り合いは悲しんでいた?と。
正直、半々という気持ちだそうです。
産みのお母様はどうかわかりません。
もしうちの長男が自死を選んだら、
私はそんなに悲しくないかもしれません。
アパートへの弁済や、多重債務のことを考え、粛々と遺産放棄の手続きをするでしょう。
お墓はないし、自分もその予定なので、
無縁仏の合祀でいいと思ってます。
私は冷たい母親です。
生物学的にも何もなさない、なそうともしない成人もはるかに過ぎた長男より、
まだ未来ある幼児の姉妹を育てるほうが優先なのです。
もし生きて目の前に現れ、助けを求められても、
おそらくしませんね…。
ギャンブルに溶かされるお金より、姉妹を生かすお金の方が大事だから。
長男が今死んでも悲しくないと思える自分も、
長男と同じサイコパスなのかもしれません。
あの、根拠もなく家族を見下し、搾取し、何もしたことがないくせに、自分はなんでも出来ると思い込み、今は頑張りどきではないからと何年も怠惰を貪り続けた長男。
産んだのはお前の勝手だと言われたのは
確かにそうだなと思うので、
せめて終わりは好きにすればいいと思います。
親からの無償の愛。
確かにあるけど、無限ではない。