続きです。


模試の試験と、担任の話をもって長男をリビングに呼び、話をしました。


今後の話し合いではなく、もう一方的にという感じですが、


半年様子を見たが何も変わらず自堕落な生活を続けたこと。担任からも進級も卒業も可能性はないので金ドブだと退学を勧められたこと。

学生でも、社会人でもない今年24才になるただの引き籠りの大人を養うつもりはないことを話しました。大学は幸い単位制なので、一度退学してもまたやる気が出たら今の学年から復学できること。自立して欲しいという親の決断で、2ヶ月後の8月末には自宅を出ていくこと。


2ヶ月あれば、住むところも選ばなければ職も見つかるだろう。学費として使う予定だった100万を現金で渡すので、初期費用に使え。


長男は、わかった、とだけ返事をしました。

反論出来ないのもあるけど、100万貰えるならいいやという感じでした。


ですが、話は数日後大ごとを起こします。


公開記事でも触れていますが、わたしは物心着く前には実母に捨てられました。

その後父(とその女たち数人)と放置子として暮らしていました。

父が女たちと別れたタイミングで、運悪く小学校が夏休みに入ってしまい、唯一の食事であった給食が絶たれ、父親も数週間帰ってこないため、餓死寸前で倒れているところを保護され一命を取り留めました。


家庭裁判所で、親権を父から母に強制的に移されたらしく、8才で母と再会しました。


母は、いやいや引き取ったのでしょうね。最低限の衣食住を、最低限の高校卒業まで与えて、高校卒業してしばらくしたある日、着のみ着のまま、小さいカバンに最低限の服だけ詰めてわたしを自宅から追い出しました。


その後結婚したり、長男が生まれたり、結婚後の住居もお互い近かったので、あちらから気まぐれに関わってきたことがあり、細々と連絡は取り合うくらいの仲でした。


前置きが長くなりましたが、何を思ったか家を出るよう言われた長男が、このわたしの実母と知らない間に連絡を取って、実母に了承を得て、8月末に家を出たらそのまま実母宅に引っ越ししてこのまま大学に通うことになっていました。


続きます。