ガンダムOOBLD思いつきネタ(悲恋死ねた) | 日記×日記=比例関係

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それでは(`・ω・´)はりきっていきましょう

ガンダムOOのBLDです

苦手な人は回れ右して逃げてください!

それでもいい人はどうぞ!


思いつきネタですサーセン(悲恋死ねた)













もう何もできないんだよ
俺はそう分かっていながらも何かをしようとする

「君は変わってしまったんだな」

あぁ変わったさ変わってしまった

「人を愛せない君は君であって君じゃないんだね」

そうさ
結局そうなのだ
俺は変わってしまった

「やぁ、ロックオン」

「・・・アロンジ」

好きだったさ
伝えられないけどさ
好きだったさ

「お前に何がわかるんだよ!
碌に人を愛したこともないお前に!」

右頬に残る乾いた痛みに小さく笑ってみた
所詮そうなのだ

「俺は、俺はなんなんだ」

答えは帰ってこなかった
煙草に火をつけた
イライラする

「好きなんだ」
耳をふさいだ
「ライル・・・」
もうこれ以上しゃべらないように口を塞いだ
涙があふれそうになった

俺は自分の機体の中で小さく息を落とした
宇宙は嫌いだ
宇宙空間が嫌いだ
でも彼は違うんだ
俺は静かにすすり声を漏らした
好きだよロックオン
好きだよライル

声に出さずそう呟いた

俺は自分の機体から下りた
そこにはティエリアが立っていた
ティエリアである

「・・・」
「・・・・」
「・・・・・」
「・・・・・・」

沈黙である

「なに?」
「・・・お前はまだ・・・」

ロックオンのことが・・・
ティエリアは囁くように言った

「・・・あぁ」

ティエリアは唇を噛んだ

「ティエリア、俺はさ」

俺から情けない声が出た
ティエリアが俺を抱きしめた

「僕じゃ、私じゃダメなのか?」

「あぁ・・・」

俺はティエリアの頭を撫でた
「俺も好きだよ、ティエリア。でもさ」
俺は・・・

「ごめん」
「わかってる」
「ごめん」

もうイイんだ
そういうとティエリアは俺の胸に顔をうずくめた
俺はティエリアの肩に頭を落とした


ごめんね
でも好きなんだ
俺はさ
我慢し続けてし続けて
結局本人には言えなかったんだよ


血を吐いた
美味しくない息を吸った
空気すらもうなくなっているのに
涙が溢れてくる
もうあいつの下へ行けるんだ
仲間のもとへ、
でもどうしてだろう
涙が溢れ出した

【「アロンジ!返事をしろ!アロンジ!」】

「ら・・いる・・」

【「おい!大丈夫か!いまそっちに向かう!まだ死ぬなよ」】

いいんだよ無理しなくて
いいんだよ
思いを伝えればいいんだ
ティエリアの声が脳に響く

「らい・・る・・」
【「もうしゃべるな!」】
「ら・・る・・俺さ・・・」

お前が好きだったよ
そう言うと俺の機体は俺と共に爆発した
ありがとうティエリア
ありがとうライル
ありがとう皆
俺はあいつのもとへいけるよ
そうだ
なのに


なぜ泣いているのだろうか