アップルが iOS のソフトウェアアップデート iOS 6.0.1 をリリースしました。内容は表示からネットワーク関連までさまざまなバグ修正と機能向上。更新内容には、「ソフトウェア・アップデートをワイヤレスで iPhone 5 にインストールできない問題を解決します」と奇妙なことがさらりと記されています。
iPhone 5 は最初から iOS 6.0 で出荷されており、今回が初めてのソフトウェアアップデートになるためこれまで問題になりませんでしたが、OTAでアップデートできないバグ持ちだったようです。ならば有線で iTunes 経由更新せざるを得ないかといえばそうでもなく、ソフトウェアアップデートとは別に「iPhone 5 アップデータ」なるパッチが用意されており、あらかじめこちらを(OTAで)導入しておくことで iOS 6.0.1を当てられるようになります。
修正内容はキーボード上に横線が表示される問題、カメラフラッシュが消えなくなる問題、iPhone 5 および iPod touch (5代目)でWPA2 WiFi ネットワーク接続時の信頼性向上、iPhoneでモバイルデータ通信できなくなる問題などなど。一覧は続きに掲載しています。
このアップデートにより、以下のようなことが改善および解決されます:
- ソフトウェア・アップデートをワイヤレスで iPhone 5 にインストールできない問題を解決します
- キーボード上に横線が表示される問題を解決します
- カメラフラッシュが消えなくなる問題を解決します
- 暗号化された WPA2 Wi-Fi ネットワークに接続しているときの、iPhone 5 および iPod touch(第 5 世代)の信頼性が向上します
- iPhone でモバイルデータ通信ネットワークを使用できなくなる問題を解決します
- iTunes Match 用に"モバイルデータ通信"スイッチを統合しました
- パスコードロックを設定しているのに、ロック画面から Passbook パスの詳細にアクセスできてしまう問題を解決します
- Exchange 会議に影響する問題を解決します
- このアップデートのセキュリティ内容については、以下の Web サイトを参照してください:http://support.apple.com/kb/HT1222?viewlocale=ja_JP