民主主義には金がかかる現実を誤魔化すな

まずは朝日新聞社員の不祥事の記事から。

【朝日新聞社員を略式起訴 住居侵入の罪】
長野県中野市で警察官を含む男女4人が殺害された事件で、被告の男が立てこもった現場の住宅の敷地内に、取材中に無断で立ち入ったとして書類送検された、当時、朝日新聞東京本社の映像報道部の写真記者だった男性社員(53)について、飯山区検は9日、住居侵入の罪で飯山簡裁に略式起訴した。

 長野地検などによると、記者は昨年5月26日未明、男が銃を持って立てこもっていた住宅の敷地内に許可なく立ち入ったとされる。現場周辺は当時、立ち入りが規制されていた。記者は規制区域内で警察官から退去を求められたが、住宅敷地内に侵入し、10分ほどとどまったという。

 朝日新聞社広報・ブランド推進部のコメント

 刑事処分を厳粛に受け止め、改めて関係者のみなさまにおわび申し上げます。当該社員については厳正に対処する方針です。
(2024/4/9 朝日新聞)

朝日新聞はきちんと自社で記事にし、
謝罪文も入れています。

NHK社員が非常に悪質な犯罪を行った場合、
NHKは知らんぷりをしてしまうのが常態化しています。

この点ではNHKは朝日新聞未満の最低な企業と言っていいでしょう。
報道の看板を掲げながら都合の悪いことは報道せず隠蔽する
ということを堂々とやっているわけですからね。

まじでNHKを法律で守る必要性あるんでしょうか?

ブログ主はまったくその必要性を感じません。

さて、TBSが中国の胡散臭い通販サイトのTemuのCMを流していたらしいですね。

あの不当に安すぎる価格。
すでにクレカ転用被害も出ているようですし、
安かろう悪かろう、さらに余計な面倒毎もあるだろう
というのがTemuだと思っているので
ブログ主はTemuだのSHEINだのは近づく気にもなりません。

そこにこんな記事が出てきました。

【アリ・テムの裏切り…激安の指輪から基準値より700倍の発がん物質検出】
中国電子商取引プラットフォームのアリエクスプレス(AliExpress)・テム(Temu)などが販売する激安のイヤリングなどアクセサリーから韓国国内基準値の最大700倍に達する発がん物質が検出されて当局が注意を呼びかけた。

仁川(インチョン)本部税関は7日、アリエクスプレスとテムが販売するアクセサリー404個の成分を分析した結果、96個(24%)から基準値を超える発がん物質が検出されたと発表した。

該当装身具は価格が配送料を含めて600(約67円)~4000ウォン、平均2000ウォン相当の低価格商品で、国内安全基準値より少なくとも10倍から最大700倍に達するカドミウムと鉛があった。

種類別には、イヤリングが47個で最も多く、指輪23個、ネックレス10個、アンクレット8個の順だった。

プラットフォーム別には、アリエクスプレスとテム関連製品がそれぞれ48個ずつだった。

カドミウムと鉛は国際がん研究機関(IARC)が指定した「人体発がん可能物質」だ。

カドミウムは日本で発生したイタイイタイ病を誘発することが知られており、依存症になる場合、呼吸系や腎臓系、消化系などに疾患を誘発する可能性があり、鉛は腎臓系と中枢神経系、消化系、生殖系などの疾患をそれぞれ誘発する可能性がある。

環境部は金属装身具の用途でカドミウム含量0.1%以上、鉛含量0.06%超過含有した混合物の使用を禁止している。

仁川税関は有害成分が検出された製品の通関管理・監督を強化し、該当プラットフォームに販売中止を求める計画だ。
(2024/4/8 中央日報)

彼の国の品質なんてこんなもんでしょう。

品質に対するこだわりやプライドなんてないでしょうし、
「安かろう」を一番の売りにしているのですから、
当然「悪かろう」がセットというのは当たり前だと思います。

ニトリなどでも中国製土鍋でカドミウムが検出されたりと、
やはり中国製はいつまで経っても品質が改善されることはないと思います。

「騙された方が悪い、騙した方は悪くない」
これが特定アジアの文化なのですから。

お次は田村智子が党委員長になってから
さらに退潮が激しくなってきた日本共産党から。

【共産が党員増へ手紙作戦 田村智子委員長の「パワハラ発言」などで求心力低下 2中総開幕】
共産党の第2回中央委員会総会(2中総)が6日、東京・代々木の党本部で始まった。田村智子委員長は幹部会報告で、党員数や機関紙「しんぶん赤旗」購読者数の増加に向けた取り組みを促す「手紙」を全国の支部へ送り、各支部の目標などを記した「返事」を5月末までに届けるよう求めることを明らかにした。

2中総は2日間の日程で開催され、幹部会が示した「手紙」の文案について審議する。

共産は1月の党大会で、次期党大会までに党員を2万人増の27万人、赤旗購読者を15万人増の100万人とするなどの目標を掲げた。「手紙」の文案では、目標の成否に「党の命運がかかっている」と訴え、達成のための具体策を支部単位で議論することを求めた。

共産では、田村氏が党大会で「パワハラ発言」をしたとして党員が撤回と謝罪を求めるなど、指導部の求心力低下が著しい。「手紙」送付には、次期衆院選に向けて党内の結束強化を図る狙いもあるとみられる。
(2024/4/6 産経新聞)


田村智子が委員長を引き継いだ党大会では
党の一方的なやり方
(党中央の独裁に少しでも意見をしたら問答無用で除名追放)
に対して勇気を出して意見をした党員がいました。

これに対して田村智子らは何をしたかと言えば、
問答無用の除名を問題視する意見を全否定し、
勇気を出して苦言を呈した党員をも全否定しました。

党中央とそれに盲目的に従う連中は
この一方的なパワハラ劇を展開した田村智子を拍手で肯定しました。

こんなものを見せられたら普通の人ならドン引きです。

いくら共産党なんぞにひっかかるような程度の頭の人でも
この公開パワハラにはさすがに異常さを感じたようで
女性初の委員長という話題性を狙ったのに
田村智子委員長の不人気スタートになったようです。

そこで日本共産党はこの苦境を打開するためお手紙作戦を考えたようです。
というのが今回の記事。

お手紙作戦で党の危機を訴えかけることで
党員を増やそうという考えになったようです。

そのお手紙をどういう文面にするのか2中総で審議するとのこと。
どういう内容なら党員を説得し信仰を維持できると考えるのか、
ブログ主はちょっと興味があります。

いきなりステーキの社長(当時)が
客が店を頻繁に利用しないと
俺たちがせっかくステーキ食文化を作ってきてやったのに途絶えてしまうぞ。
みたいなお手紙を店頭に貼りださせてました。

日本共産党を支えないと
100年守ってきた日本破壊を目指す反日極左文化が途絶えてしまうんだぞ!
それでいいのか!?
とかそんな感じの文面になったりするんでしょうか?

お次はニッカンスポーツの記事から。

【須藤元気氏、衝撃の”選挙費用総額”内訳公開 ネット反響「驚きです」「普通の人出られない」】
元格闘家の須藤元気参院議員(46=無所属)が6日、自身のX(旧ツイッター)を更新。衆院東京15区補選(4月16日告示、28日投開票)への出馬をめぐる選挙費の想定内訳を公開した。

須藤氏は3日に会見し、柿沢未途氏(自民党を離党)の辞職にともなう同補選に無所属で出馬する意向を表明した。

須藤氏は「選挙費。」と書き出し、「事務所開設費用150万円 法務対策費50万円 事前申請と収支50万円 印刷物200ー300万円 折込等150万円 ウェブ対策費用150万円 街宣車150万円 外注費100万円 諸経費100万円 供託金300万円」と具体的に想定される内訳の金額を記した。

そして「街宣車を軽自動車にしたりして予算抑えましたが1500万円くらい掛かりそうです。(汗)これでも、永田町の常識からすると全然お金使ってないと言われました。お金かけなくても勝てるところをみせます。体力でカバー!押忍!」と続けた。

この投稿に対し「世襲ではない普通の人が選挙に出られないような仕組みですね」「一番無駄なのが、300万円の供託金です」「選挙に出るのって1500万円もかかるのですか。驚きました」「経費抑えてもこれだけの金額。若い人には無理ですね」「こんなにかかることに驚きです」などとさまざまな声が寄せられている。

須藤氏は高校、大学時代にレスリング選手として活躍し96年全日本ジュニア王者に。99年格闘家デビューし、UFC、K-1、パンクラスなどで戦い、06年12月に引退。19年7月の参院選に立憲民主党から比例代表に出馬して初当選した。20年東京都知事選での対応をめぐり、立民を離党した。
(2024/4/6 ニッカンスポーツ)

須藤元気氏は今回の選挙の準備に1500万円ほど掛かった事を明らかにしています。

それでも他の候補者に比べればかなり節約できている方です。

これが立民などでは労組などがバックアップしてくれたりします。
民主党系の候補者の場合は民団や総連の関係者も
ポスター貼りやビラ配りを手伝っていた実態があります。

かつて在特会の桜井誠がまさにその現場に押しかけて批判していた事がありました。

民主主義というのはいろんなコストがかかります。
選挙区が広ければ広いほどこのコストもよりかさむ傾向にあります。

そこに対して国からは
公設第一、第二、政策秘書の3名まではお金が出ますが足りません。

永田町とは別に地元に事務所を置いて地元の意見を吸い上げる、
政治家としての基本の活動をきちんとやろうとすると
事務所を借りて私設秘書やアルバイトを複数雇う必要があります。
それでも足りなくてボランティアなども使っていたりする事もよくあります。

自分の選挙区の事務所を複数箇所にすればさらに費用がかさむことになります。

残念ながら現状の議員報酬だけではそのような活動は難しいでしょう。

そこで自民党も立憲民主党も他の政党も
政治資金パーティーや献金集めをするわけです。

まぁ、維新の会のように
「維新の国会議員はおおさか維新の下部団体」
という位置づけにすることで秘書や事務所を減らして
おおさか維新のパシリとして活動することでコストを抑える
ということをやっている連中もいますけど。

これはこれで
「国会議員は有権者に国会議員として投票してもらっている」
わけで、
それを大阪の主張があごで使う構図は異常としか言えませんが。

また立民や民民は労組などからの組織的な資金支援もあります。

自民党の議員達に活動資金を集めさせないようにする。
自分達は労組や極左団体からの資金的、人的、物的支援で立ち回れる。

こうした考えから立憲民主党は
「企業、団体献金の禁止」
(※ただし対象は自民党だけ、自分達民主党は除外)
を民主党時代から主張してきたのです。

大臣規範なんてものも作らせて
大臣には政治資金パーティーができないように縛りも付けました。

民主党の議員達は民主党政権で大臣になっても気にせず資金パーティーをしてましたけどね。

たとえば立憲民主党の山井和則も
過去にパー券収入不記載をやっていて
バレた金額だけでも746万円だったことがわかっています。

それで私腹を肥やしたのかと言えばおそらくはノーでしょう。
地元の事務所や秘書などを維持するお金に回っていたはずです。

民主党は小沢一郎が権力を握った時に
政党助成金を議員に回さず、
党がひたすら貯め込む形を取るようになりました。

小沢一郎は政党を解散させては
貯め込んだ政党助成金を自身の政治団体に全て寄付する事で総取りする
という事を繰り返していたので
民主党でもそういうのを狙っていたのでしょう。

小沢一郎は菅直人や野田佳彦との党無い権力争いに負けて出て行ったので
その狙いは失敗に終わりましたけど。

本来なら政党助成金の再分配で済む話だったのかもしれませんが、
山井和則に限らず他の民主党議員も
似たような事をやっていたと考えて良いでしょう。

実際に山尾(現・菅野)志桜里やその他の民主党議員も
明らかに異常な多額のガソリン代を計上したり等で
裏金を作ってやりくりしていたわけですからね。

また民主党(現・立民&民民)の労組系議員は
労組に事務所やスタッフまで丸抱えしてもらってタダだったのに
事務所費などをしっかり計上していた事が裏付けられた事例もあります。

これについては普通にポッケナイナイ目的の裏金化かもしれません。

民主党~立民の代々の日教組の組織内議員が
日教組の持つ九段下の日本教育会館に事務所を置いていることにして家賃等々を計上しています。

ブログ主も何度か日教組会館に行って事務所を探しましたがどこにも見当たりません。

陳情書を郵送したいから収支報告書にある
日教組会館の方の事務所に送ればいいですよね?
と、それぞれの議員事務所に連絡をしても
永田町の議員会館の方の電話しかなく、
「そちら(日教組会館)では受け取っていないので永田町の議員会館の方に送れ」
の一点張り。

書類上しか存在しない事務所で
家賃その他いろいろ計上しているのが果たして適切であるのか?

こういうのも日本共産党や立憲民主党さんや
それらの応援団である日本のマスゴミの定義で言えば
裏金っていうんじゃないでしょうか?

おっと、話がさらに逸れ始めましたので戻します。

現状の政治資金や議員報酬のシステムが現実と乖離しているのです。

ですから真面目に政治家として活動を続けるのなら
やはりお金がかかるという現実をきちんと踏まえて、
では政治活動と資金の問題を解決しつつ
可能な限り透明化するにはどうすればいいのか、
ここをきちんと議論すべきでしょう。

そこを誤魔化してマスゴミも立憲民主党も
自民攻撃をして再び反日政権を作れるぞ、再び権力を握れるぞ!と、
調子に乗って裏金がー!ジミンガー!しているだけです。

これでは永久に問題は解決しません。

ましてや立憲民主党だってパー券収入不記載問題は多数が抱えています。

小沢一郎のように判明していただけでも10億円を超えるパー券収入不記載をやっていた事例もあるわけです。

現在のマスゴミのように
自分達の政治的目的のために騒ぐだけ騒いで、
問題の構造そのものは有権者に気付かれないように誤魔化してしまうのでは
万が一立憲民主党が政権を握るようなことになっても、
立憲民主党の政治資金不祥事が次から次へと暴かれていくことになるでしょう。

そしてマスゴミお得意の報道しない自由などで
民主党政権の時以上に隠蔽と擁護をくり返して守ろうとするでしょう。

ですがマスゴミがこれまでもずっと甘やかし続けてきたことで
民主党時代からさらに腐敗が進んでいます。

日本をボロボロにぶっ壊しながら、
不祥事を次々暴かれながら、
党内で醜い権力争いをしながら崩壊していくと予想します。

民主党政権の時だって、
マスゴミが報道しない自由や偏向報道を駆使して
全力で民主党政権を守ろうとし続けたものの、
民主党議員達の無能さや不祥事が怒濤のように表に出てきて
マスゴミの擁護が追いつかず民主党政権が崩壊していったのですから。

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民主主義には金がかかる現実を誤魔化すな