立民議員に必要なのは面の皮の厚さ?

 

 

まずは訂正です。

昨日の記事で福島県の当時の知事を
「佐藤栄佐久」と書いていましたが正しくは「佐藤雄平」です。
お詫びいたします

では、まずは立憲民主党の泉健太から。

立民がいつもの審議妨害をするにあたって
泉健太はこういうパネルを作って言い訳をしていました。

1,衆議院予算委員会質疑は80時間の確保を
2,復興予算に影響なし
3,原因は自民の裏金問題
4,派閥幹部は、責任逃れ

ちなみに審議時間80時間は確保されていました。
それを審議拒否、不信任、解任動議など
次々に行って予算委員会を開かせず潰したのは立憲民主党です。

自分達で要求した時間を確保してもらってたのに
審議拒否や審議妨害を行って自分達でその時間を潰し、
その責任転嫁を目的にあらかじめパネルまで作って用意していたのですから呆れるしかありません。

このパネルと泉健太の言い訳については

立憲民主党が55年体制の亡霊のように審議妨害、時間稼ぎを繰り返す事が

SNSでは非常に評判が悪いので
SNSの方を説得する目的もあったのだろうと思います。

基本的に立憲民主党の狙いは予算の年度内成立阻止です。

これは少なくとも民主党時代から
この15年くらいは全く変わらない彼らのやり口です。

それで予算の年度内成立阻止に成功したら
「年度内成立させてほしかったら俺達の要求を飲め」
とやるわけです。

さらに予算遅れで地方行政に影響が出ればその責任を与党に転嫁する。
メディアが全面的な偏向報道で一緒になって騒ぎ立ててくれるので
犯人が自分達であっても犯人を自民に仕立てることができるという考え方です。

それに国会の時間つぶしを行うほど、
安全保障などの政策議論に入らせないという
日本ではなく特定アジア+ロシアに立脚した政治をする立民の方針にも合致する
という事情もあるのでしょう。

立憲民主党の小沢一郎は自身の政治信念を
「国民の生活が第一」
などと言っていた時期がありました。
小沢一郎が本当にそのように考えているとは
彼のこれまでの行動から考えて100%ありえませんけど。

小沢一郎が座右の銘にしているのは
「公約は膏薬、貼り替えればまた効果が出る」

です。
公約は選挙の時の疑似餌としか考えていないのです。
彼の発言からも彼に確たる政治信念などないと考えて間違いないでしょう。

小沢一郎が民主党に刷り込んだ
徹底して妨害を行って足を引っ張り、
実害が出たらそれを与党に責任転嫁するという国会戦術などからは
「国民の生活を人質に政局が第一」
というのが彼の本当の政治信念に近いのだろうとブログ主は考えています。

そんな小沢一郎の指導の下で
徹底的に妨害を行っていた民主党は、
これは本当はマスゴミの世論操作で勝ったと言うべきですが、
2009年に政権を取る事に成功しました。

ですが民主党の議員達は実力で政権を取ることが出来たと
自分達の成功体験として都合良くねじ曲げた内容で記憶しています。

2007年の参議院選挙で勝って共産党らとも手を組む事で
参議院の多数派を握りった小沢一郎が
民主党に徹底させた戦術は
あらゆる法案を参議院で止めて妨害するというものでした。

そして
「俺達の要求を自民党が飲むまで審議拒否を続ける」
という徹底したサボタージュを続けました。

このため当時は国会が開かれていても
民主党の議員達は審議拒否を理由に基本国会にいませんでした。

審議拒否として国会を空転させ続けながら、
民主党の議員達は政権奪取のために選挙を最優先として
それぞれの地元選挙区で街宣活動の毎日でした。

リーマンショックが起きて、
麻生内閣が緊急補正予算を組みましたが、
小沢一郎はこれも参議院のねじれを悪用して人質に取ろうとしました。

結局、予算を人質に取られることを回避して補正予算を成立させるために、
麻生内閣の補正予算は年明けの通常国会での提出を余儀なくされました。

そんなあからさまな国会妨害戦術でしたが、
マスゴミは民主党政権をなんとしても実現させようと
2007年参院選後以降の民主党の暴挙の数々は徹底して批判しないようにしました。

逆に麻生政権を攻撃するためなら
そのためのネタを捏造でも作るということをやっていましたし、
産経も含めてマスゴミお得意のメディアスクラムで
当番制かのように毎日大手メディアが
順番に麻生内閣のネガキャンの材料を作るということを繰り返す毎日でした。

民主党の連中はこれで下手に政権を取ってしまったものですから、
その後の立憲民主党に至っては
審議拒否、審議妨害、国民の生活を人質にする
というだけの集団になってしまいました。

しかし、SNSではマスゴミによる隠蔽が効きませんから、
SNS対策として今回取り上げた泉健太のポストのような小細工をしてきたのでしょう。

国会で山井和則が3時間にわたるフィリバスター行為を行っていましたが、
実はその後も次々に立民議員がフィリバスターを行って
土日も時間つぶしをする予定だったのです。

このことは自分が9番手くらいに出る予定で指名されていた事や
そのための3時間くらいの原稿を用意していた事も含めて
同党所属の米山隆一がバラしています。

そもそもの話。
政治資金の話は予算委員会でなければならない理由は1ミリもありません。

まさに今立憲民主党が騒いでいる内容そのものを担当する
<政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会>
通称・倫選特なんてものが衆参ともに設置されています。

立憲民主党の議員は民主党時代から
「テレビ中継を意識したものでないと審議に出る気が無い」
というところが非常に露骨です。

日本の国会では反問権が認められていないため
テレビ映りを意識しながら
立民議員達は一方的に難癖を言いっぱなしにしてドヤ顔ができるので
立憲民主党の連中は予算委員会である必要が無いのに
徹底して「予算委員会を開け!」とやるのです。

あげくに予算がすべて成立しても
「予算委員会を開け」を延々と繰り返し、

与党側が

「審議する予算案がないのに予算委員会はおかしい。それぞれの専門委員会があるのだからそちらでやればいい」
とあたりまえの回答をすると

「自民が審議拒否をした!審議拒否は我々がやっているんじゃない!自民がやっているんだ!」

と騒ぎ散らす始末です。

政治資金の問題だって専門の委員会である倫選特があるので
そちらで徹底的に議論すればいいだけの話です。

なによりブルージャパンに巨額の政治資金を横流しするなどしていたくせに、
その事についての情報開示を一切拒否して逃げた泉健太が、
安住淳らのパーティー券収入不記載の事実を無視している泉健太が、
梅谷守の買収事案を無視している泉健太が
偉そうに自民の裏金がーとか批判する権利はありません。

長くなったのでまとめます。

・立民は民主党時代から審議拒否、審議妨害だけが国会戦術になっている。

・民主党系の国会妨害戦術はマスゴミの全面的な擁護をバックに小沢一郎が完成させたもの

・立民がゴネるからしっかり審議時間を確保したのに審議を潰したのは立民
(しかも毎回のようにこのパターン)

・立民は政治について不得意な人しかいないので予算委員会以外に国会の委員会が存在する事を知らない可能性が微レ存。

・立民の数々の裏金問題についてマスゴミに守ってもらえてるから誤魔化せているだけなのに
 自分達にはなんの問題もなかったかのように振る舞うな。

関連して辻元清美の記事も採り上げておきます。

【立憲・辻元氏「22年前、私は逃げなかった」 首相に真相解明要求】
 参院予算委員会で4日、異例の土曜審議で衆院を通過した新年度政府予算案の実質的な審議が始まった。自民党派閥の裏金事件の実態解明を求める野党は、先週の衆院政治倫理審査会で浮かんだ矛盾点などを追及。だが岸田文雄首相は、最後まで自ら解明に乗り出す姿勢を示さなかった。

 最初に質問に立った立憲民主党の辻元清美代表代行がただしたのが、安倍派が政治資金パーティー券の販売ノルマ超過分のキックバック(還流)を廃止する方針を覆した経緯だ。

 安倍派では2022年4月、安倍晋三元首相の方針に従って還流廃止を決めながら、同7月の安倍氏死去後に再開した。衆院政倫審では、再開を議論した同8月の幹部会合について、当時、同派事務総長だった西村康稔前経済産業相が「結論が出なかった」と発言。一方、会長代理だった塩谷立元文部科学相は「継続はしょうがないとの結論になった」と述べていた。

 辻元氏は食い違いがあるとして、「総理が電話をかけるなり(首相)官邸に呼んで聞くなりすればいい」と指摘。首相に党総裁として自ら主導して真相解明するよう迫った。だが首相は、「発言の食い違いなどについて私は判断することはできない。国民の関心事について説明が行われることが期待される」「党として実態把握を考えていく」と語るだけで、具体策は示さなかった。

 辻元氏は、自らが02年に秘書給与の流用問題で議員辞職した過去に言及。「22年前、議員辞職しても(衆院予算委の)参考人招致に応じろと私を引きずり出したのは自民党だ」と指摘したうえで、「私は逃げなかったから(国政に)復帰できたと思っている。『真実を語れ』とここで呼びかけてください」と諭した。だが、首相は「説明責任を尽くしてもらいたいと申し上げている」と繰り返すだけだった。
(2024/3/4 朝日新聞)

辻元・秘書給与詐欺・清美
「22年前、議員辞職しても(衆院予算委の)参考人招致に応じろと私を引きずり出したのは自民党だ」
「私は逃げなかったから(国政に)復帰できたと思っている。『真実を語れ』とここで呼びかけてください」

辻元清美が自分が国会に参考人招致された事をいまだに恨んでいるようですが、
残念なことに参考人招致については自民は全会一致を慣例としてずっと守ってきたんですよ。

なので自民が引き摺り出したのではなく
辻元清美の所属していた社民党も含めて参考人招致やむなしと理事全員が賛成したから実現したのです。

辻元清美は
「私は逃げなかった」
とかほざいていたようですがこれは嘘です。

実は辻元清美が秘書給与詐取が発覚して辞職する前年の2001年、
山本譲司(民主党)議員が秘書給与詐取で
辻元清美とほぼ同額を取っていたことで実刑判決を食らっています。

ですから辻元清美は相当慌てたと思います。
同じ金額で同じパターンですから、
山本譲司と同じく実刑になる可能性が極めて高いのですから。

そこで辻元清美は秘書給与詐欺の発覚後に
名義利用していた秘書達と口裏合わせを行って
「勤務実態はあった」
と嘘をついていました。

この秘書給与詐取のアイデアは
土井たか子の秘書だった五島(渡辺)昌子のアイデアだったようです。
他の社民党議員も同じ事をやっている可能性は高かったでしょう。

他の社民党議員にも疑惑を抱かれて
捜査の手が伸びるかもしれない事を懸念したのか、
いち早く辻元清美に議員辞職勧告を出そうと準備を進めていたのはまさかの社民党でした。

辻元清美はこれで慌てて辞職。
彼女が開く事を余儀なくされた会見でも疑惑についての説明から逃げていました。

しかしながら4月の国会での答弁が虚偽であることを裏取りしていた東京地検は
この期に及んで口裏合わせをして誤魔化そうとする辻元の態度から
証拠隠滅のおそれがあるとして辻元と秘書らを逮捕。

逮捕された途端に辻元清美と秘書らは
口裏合わせして証拠隠滅を図った事実および秘書給与詐欺容疑を全面的に認めました。

これが辻元清美秘書給与流用事件のだいたいの流れです。

どこらへんが「逃げなかった」のか
どこらへんが責任を取って辞職したかのような話だったのか。
都合良く過去を書き換えるこの面の皮の厚さが辻元清美なのでしょうけど。

というわけでこちらも簡単にまとめます。

2001年
 秘書給与詐取で民主党山本譲司議員が実刑判決となる。

2002年
 辻元清美、山本譲司が実刑になったものと同じ構図、ほぼ同額の詐取が発覚し議員辞職。

 辻元清美は記者会見で疑惑に対しては答えず。

 4月の参考人招致では秘書と口裏合わせを行って虚偽の答弁。

 7月に東京地検特捜部に逮捕された辻元清美は
 あわてて秘書給与詐取や口裏合わせと証拠隠滅を図った事実も認め
 詐取した金額の返済などを行う事で実刑を回避。

ちなみにこんな辻元清美は立憲民主党の代表代行です。

辻元清美は反社と言って差し支えない関西生コンと非常に密接な関係を持っていたことで知られています。

なぜか関西生コンが逮捕者を述べ100人近く出している事など、
日本のマスゴミはほとんど報じないようにしています。

辻元清美を守るためなのか
辻元清美と関西生コンの関係についてなんてテレビで流す社はありません。

在日韓国人からの外国人献金が発覚したときに
韓国人側は政治献金だとはっきり答えたのに、
違法行為になってしまうことから辻元清美は「会費でした」
とバレバレの嘘を言って誤魔化しましたが、
この件でも日本のマスゴミは辻元清美をまもるためにほとんど報じられませんでした。

また、パーティー券収入の不記載も昨年12月に発覚しています。
こちらもテレビでは追及されていませんね。

さて、政治資金収入の不記載(訂正している)
秘書給与詐取(詐欺罪で有罪確定)
地元有権者の買収(公選法違反)

このうち後者2つも含めて3つともに該当しているのが立憲民主党です。
違法行為として見た場合には後者2つの方がよほど問題だと思います。

ですがマスゴミは立憲民主党を叩くことはしません。
立憲民主党もそれを良しとして
辻元清美(秘書給与詐取、外国人献金、パーティー券収入の不記載など)
山井和則(2016年に3年連続パーティー券収入の不記載をやっていたことが発覚)
などがジミンガー!と追及側に立っているのですから呆れるしかありません。

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立民議員に必要なのは面の皮の厚さ?