私の母はとても強くて優しい人でした

癌になる前も

いつも明るくて弱いところを

見せない人でした

癌になってからも

心配する私を励まして

大丈夫だから気にしないで楽しく毎日を過ごして

と言ってくれていました

母が亡くなって5回目のお正月

私はまだまだ母が恋しいんだなと

改めて思いました

亡くなって1年、2年、3年と

悲しみは形を変えてやってきました

日々忙しい生活に追われていると

お母さんを思い出すというより

亡くなった事を思い出すという風になり

現実で悩んだり頑張ったりすると

やっぱり心が疲れてしまう

そうなると

あれ?何かおかしいな?

体調が悪いのかな?

生理前かな?

娘の事で疲れが出たのかな?

少し動悸がするなぁ

何だか毎日憂鬱だなぁ

先の事を考えるとモヤモヤするなぁ

何だろう…いつもと違う…

心と身体は繋がってる

そうなってから

ハッと気づく

お母さん…私は寂しかったんだ

忙しくて心底にある感情に気づいてなくて

結局こうなってから気づいてしまう

時が経つと

悲しみは薄れる

でも、こうやって

寂しい気持ちが底にあって

何かのきっかけで溢れ出てしまう

私はまだまだ寂しくて

お母さんが亡くなった事が辛いんです

ある占い師さんに話を聞く機会があり

お母さんの事を聞いてみました

母と私は

お互いが支え合ってバランス良く立っていた

一つ欠けるとバランスを崩し

中々立ち直れないそう

お母さんと思われる人を見つけて

コンタクトをとってもらった

今の私をどう見てるのか…

お母さんはいつも見てるから

自立して…

お母さんが喜ぶからそうする

そんな人生を送ってきた私

これからは自分がどうしたいかを

1番に考えて…

愛情たっぷりに育ててきたし

大人になってからは

逆にお母さんが私を頼る事もたくさんあった

だから自信を持って私は私らしく生きていってほしい

お母さんらしいなと思いました

言葉をたくさん並べる人ではなかった

あっさりしていてサバサバしていて

でも明るくていつもニコニコしていて

おっちょこちょいで可愛くて

お母さんも最期がキツすぎて辛すぎて

私に甘えてしまった事だけは

後悔してるって…

私は亡くなってからも

お母さんに依存してたんだなぁ

コロナ禍で

ステイホームが増えて

友達にも会えず

こんな世の中だし仕方ないけど…

ただでさえ鬱々してる人

多いんじゃないかな…

今年こそは明るい日常が戻ってきますように