3年前の今日…
母が胆管炎を起こし入院した
私が知ってる中では初めての入院だった
明るくて優しくて元気で…
いつもニコニコ笑顔の母だった
風邪薬も胃薬も頭痛薬も…
飲んでるところを見た事がなかった
そんな母に突然癌が見つかった
胆管癌。
CTでもMRIでもどこに癌ができてるのか
わからかいほどのところに癌ができてしまった
一気に崖から突き落とされたような衝撃だった
私が夫の転勤で地元九州を離れてたったの1年
まだまだ知らない土地、知らない人ばかりの中
誰にも相談せず
自分の心に耳を傾ける時間も余裕もなく
常に病気をした母の事で頭がいっぱいだった
それから半年で逝ってしまった
63歳だった
ずっと母を頼って生きてきた
母は私の身体の一部だった
母がいないと何もできなかった
いつも母が背中を押してくれた
励ましてくれた
助けてくれた
共感してくれた
母がいたから子育てできていた
母がいたから元気で明るい自分が好きだった
それは全て母が亡くなってから痛感した事
これまで母に何でも1番に話していた事を
夫に話すようになり
友達を頼るようになり
少しずつ変わってきた
寂しい気持ちは
亡くなった時よりも
遥かに寂しい
でも、
小2と年長の娘たちや夫のため
元気でいてくれている父のため
天国で見てくれている母のため
そして自分のために
強くならないと
母が亡くなって寂しいのは当然のこと
時間がかかって当然のこと
まだまだ辛い気持ちになるのは当然のこと
全てを受け入れて焦らずゆっくりと…
そして自分が生かされている事
命がある事や、守るべきものがある事に
感謝し目を向けて
また一歩ずつ少しずつ自分の道を進んでいこう
今日は最近引越しした友達の家に遊びに行きました
県外からお母さんが2週間以上泊まりに来ているそうで
すごく羨ましくて
寂しさが増してしまいました…