子ども達が春休みに入り
実家に帰ってます
覚悟はしていたけど
動悸がして眠れない
お母さんのいつもの笑顔で
お帰り〜
が聞きたいよ…
お母さんに会いたくてすぐ実家に帰ってた
近くのAEONでの買い物
近くの温泉、公園…
お母さんと過ごす何気ない日常が
すごくすごく楽しかった
ずっとおしゃべりして
大笑いして。
でも今はどこへ行っても
お母さんのいない現実を突きつけられる
一周忌前に突然体調を崩してから
飛行機にも新幹線にも動悸がして乗れなかった
できるだけ実家に帰るのを避けていたけど
三回忌頃には何とか飛行機も乗れるように
なってきた
今回も辛くなるかもと思ったけど
父もずっと1人暮らしで、家の事も気になるし
やっぱり大好きな友達にも会いたいし
お母さんも待ってくれてるはず!
と思って帰ってきた…
だけど…
お母さんがいない
その1つの現実に
心と身体のバランスが
また崩れてしまう
実家の匂いは、
お母さんが元気だった時の匂いじゃなく
お線香の香り…お葬式を思い出してしまう
私の実家は九州です。
ばりばりの方言がどこからでも聴こえてくる。
お母さんと同じくらいのおばあちゃんとお孫さん達が遊んでいたり…
お母さんと同じ歳くらいの方々が集まって
お花見をしていたり…
そこから聴こえてくる聞き慣れた方言…
一気に望んでも仕方ない気持ちに引き返される
お母さん、なんでいなくなってしまったの?
お母さん、もっと長生きしたかったよね
こうやってずっと楽しく過ごしていたかったよね
お母さんが待っているはずの家に
心から喜んでただいまが言えない自分
眠れなくて落ち着かない夜(ノ_-。)
お母さんへの温かい思いを抱いて過ごせない自分を
また責める事になる
そして母の遺影、仏壇を見ると
やっぱり闘病中の事を思い出してしまう…
せっかく私の中に
元気なお母さんが戻ってきたのに…
でも…
逃げてばっかりじゃだめなんだよね。
時間だけは進んでるけど
まだまだ私の中で向き合えていない事
心の奥底にある悲しみが
溢れ出てきているような…
そんな感覚
お母さん
お母さんのいない実家は
やっぱり寂しくてたまらないよ
でも
今年は帰ってこれたよ
今日
3年前…
病気発覚前
お母さんと私の最後の外出となった場所へ
桜を見に行ってきたよ
最後に出かけたのがお花見
私もお母さんも桜が大好きだった
だけど…
今年の桜も綺麗だとは思えなかった
