2015.11
母はモルヒネを投与するようになってから
眠る事が多くなった
私は母が眠っている間は、
痛みや辛さから解放されているようで
たくさん話しかけるのを
やめました
その時は
母の痛みや辛さを何とかして
和らげてあげたい気持ちで必死でしたが
最近になってよく…
寝ていても、耳は聴こえているから
話かけて下さい
という言葉を目にしたり耳にしたりします
もっともっとたくさん話しかければ
良かったんだ…
お母さんは聞こえてたんだ
ありがとうも
大好きも
面と向かって
言えてない事がたくさん
でも、母は目を開けている時も
何かを発するわけじゃなく
ただ、私が話すと
じっと…目を見つめるといった様子でした
だから…
話すのもきついから眠らせてあげよう…
という、自分なりの
思いやりのつもりが
時が経って
もっとああすれば
もっとこうすれば
そればかり。。。
母の病状が急変し
私と娘達が帰省してから
2週間…
父が朝6時に車で病院へ向かい
その後5歳3歳の娘を連れて
電車かバスで病院へ向かう
日中は父と交代で娘らを連れ出して
お母さんの側にいる
午後8時
私と娘達が車で家に帰り
その後父が電車かバスで家に戻る
という生活だった
母が今後どうなるかなんてわからないし
もしかしたらこの状態がしばらく続くかもしれない
そんな時
父が
一旦家(私の嫁ぎ先、県外)に戻るか?
このままでは大変だろう。
と言った
私は
確かに、子どもにも無理させてしまってる
病院ではうるさくしないよう気を使ったり…
少し考えましたが
後悔はしたくない
と思い
もう少し母のそばにいようと
決めました