2015.10
母とは毎日電話していました
朝から声を聞いて安心して
その繰り返しでした

母は術後、お腹の張りが苦しくて
なかなか食事が取れませんでした
何とか食べさせてあげたい
その思いは私も父も同じでした
少しは食べれたよ
という日があれば喜び
数値が悪いから抗がん剤が見送り
となった時は
少しがっかりで…

それでも、母にいつも
何してる〜?
と聞くと、
治ったら行きたい所を考えてるよ
お風呂に入ってたよ
と、知らせてくれていました
他には孫のことも気にして
早く会いたいな〜と言っていました

そんなある日突然
朝早く父から電話がありました
すごくすごく嫌な予感がしました

私はいつだって冷静でした

今思えば
冷静というより
現実に起こっている事が
よくわかっていなかったのか
覚悟をしていたのか

よくわかりません