大隅支社長は新設するラウンジについて、関係者と今後詰めていくとした上で「設計デザインなど、レンダリングを始めた。
場所は現在使っているTIATラウンジでほぼ決定した」と述べた。
供用開始は未定だが、2020年7月に開幕する東京五輪前にはオープンする見込み。
大隅支社長は「(米国の)本社からプレッシャーをかけられている」とし、早期にオープンしたいとした。
デルタ航空は、2020年3月に始まる夏ダイヤで羽田発着便を増強する。
成田路線を羽田に集約することで成田からは撤退し、羽田にラウンジの新設を計画。
広さは824平方メートルを予定し、季節ごとに変わる和洋の軽食やドリンク、季節ごとに変わるカクテルや、同社マスターソムリエのアンドレア・ロビンソン氏が選んだワインを提供するフルサービスのバーカウンターを設ける。
成田のラウンジと同様、現地のカルチャーや歴史を反映したデザインやアートを取り入れる。
電源コンセントはほぼすべての席に用意し、Wi-Fiによる高速インターネット接続環境も提供。利用者から要望が多いシャワールームも設置する。
デルタの羽田既存路線は、ミネアポリス線とロサンゼルス線の2路線。
2020年3月28日以降は、シアトル線とデトロイト線、アトランタ線、ポートランド線、ホノルル線の5路線が順次加わり、合わせて7路線に拡大し、米国系では羽田最多の便数を運航するようになる。
大隅支社長は7月29日付で、デルタ航空の日本支社長に就任した。
20年夏ダイヤの運航スケジュール
●アトランタ-羽田
DL295 アトランタ(11:15)→羽田(翌日14:30)
DL296 羽田(16:45)→アトランタ(16:15)
●デトロイト-羽田
DL275 デトロイト(12:15)→羽田(翌日14:15)
DL276 羽田(15:25)→デトロイト(14:20)
●ホノルル-羽田
DL181 ホノルル(16:00)→羽田(翌日20:00)
DL180 羽田(22:00)→ホノルル(10:45)
●ポートランド-羽田
DL69 ポートランド(13:50)→羽田(翌日16:35)
DL68 羽田(18:30)→ポートランド(11:45)
●シアトル-羽田
DL167 シアトル(11:55)→羽田(翌日14:20)
DL166 羽田(16:30)→シアトル(09:45)
●ロサンゼルス-羽田
DL7 ロサンゼルス(10:10)→羽田(翌日13:45)
DL8 羽田(15:45)→ロサンゼルス(09:45)
●ミネアポリス-羽田
DL121 ミネアポリス(11:20)→羽田(翌日13:25)
DL120 羽田(16:20)→ミネアポリス(13:20)