帰化後のある日、珍しく旦那が「行きたい所がある」と言ってきた。
何処に?と聞くと「神社」とだけ言い、意味ありげな顔
神社や寺は私も大好きだから断るはずも無く出かけました。
車で2時間弱、到着した所は「護国神社」
考えて見たら多くの神社や寺に行って小さなな祠や碑は見かけて手を合わせていたが
「護国神社」と名がつけられてる所は初めてでした。
靖国神社には行きたいと思ってたが、地元にも「護国神社」がある事を忘れてた私
自分のアホさに落ち込むw
駐車場に車を停め大きな鳥居をくぐり静かに歩く
碑には日露戦役、日清戦役、軍少年飛行兵、歩兵第○聯隊などなど
一つ一つ、手を合わせてお礼を申し上げました。
自然と涙が溢れてくる・・
自分では整理出来ない感情が涙として溢れてるようで止める事が出来ない
多くの名前が並ぶ数々の碑は
生きてた確かな証であり、家族を守った証
自分の命を犠牲にしてまでも守り通したかった護国の証
私たちは多くの英霊達のおかげで今の時代を幸せに歩んでいる事を痛感
言葉では言い表せないけど、感謝を伝えたかった。
長い時間ここで過ごしてた私達に神主様から声をかけて頂きました。
色んな話をしましたが、護国とは全く関係ない趣味の話しや
美味しい地元の食べ物だったりと楽しい時間
この会話を英霊達もきっと聞いてたはず
「平和な時代に楽しい会話に笑顔」
こんな時代が訪れる事を望み、命を捧げた英霊達は
今の日本をどう見ているんだろうか?
再び大きな鳥居をくぐり一礼
深深とお辞儀をした後、旦那の一言
「帰化をして日本人になり、一番初めに感謝を伝えたかった」
あれから何度も訪れた「護国神社」
自分は幸せだと感謝を伝えに行ってます。