デモ | 雨降って地固まる

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在日として産まれ育った私の半生と本音



学生の頃から就職後の数回、デモに参加した事があります

勿論、参加したかった訳ではないですよ
学校、組織からの強制参加です。

当時はこんな事は当たり前で
何の為のデモなのか内容すら覚えてもいません。
授業がサボれる、ボーナスに反映されるとか
その程度の認識でした。

自分の意思や判断での参加ではないので
ただ、散歩の様な感覚、
友人と話しながら歩く中で周りの目は冷たく、
何も見なかった様に通りすぎる人達、

「恥ずかしい」という思いが強かった。

出勤前にビラ配ったりもしたが内容なども記憶に無く、
仕事の前の朝礼と同じ日常の出来事でそれが当たり前だった。
淡々と配りその後一般業務に入る

新入社員の頃は違和感や反発する事もなく
仕事を覚えるのに必死だったのもあって拒否出来ないでいた。

なので「参加した」というより「参加させられた」と言いたいが、
どんな事情にせよ「参加した」事には変わらず
今となっては後悔でしかない。

当時の自分には、主義、主張が全くなく
デモ自体に何の価値も見出せないのに参加した事が恥であり、
愚かな行動だと今になって思う。


さて、多くのデモの中の一つに
在特会(在日特権を許さない市民の会)があります
同じ日本人からも批判を受けてまが
私も、あのやり方には目を顰めます。
こんな言い方は失礼かと思いますが【本当に日本人?】と疑ってしまう行動です。

その在特会の動画を見て思った事があります

一つは【怒り】
近年、温厚な日本人の方が在日に対して、
ここまで怒りを表した事は私の記憶には無い
(私が知らないだけかの知れませんが)
その怒りが限界に来てる証だと感じました

二つ目は【旗】
日章旗、旭日旗を掲げ、自分達の立場を明らかにして
国や国民の為に立ち上がった事を証明してるように感じます。

差別的な発言や罵倒だったりで批判されても仕方ないけど
見る角度を変えれば私の目にはこのように映ります。


初めて知った時、「在日特権」という言葉すら知りませんでしたw
「特権」と言われる数々の権利は、私には当てはまらない事だらけで、
本当に特権があるのなら、なぜ私は知らないの?
と、多方面から調べる事にしました。

在特会のデモの仕方は納得出来ないが、
私の様に疑問を持った人が、真実を知る切っ掛けになった方も多いはず。
そう思えば、まずは成功だったと私は見てます。

在特会の人達とは全く接点がないので本意はわかりませんが
訴えてる「在日特権」は序曲、取っ掛りであり、
在日に対して明確な「差」を目指してるように私は思っています。

※私の考える「差」とは、日本人と外国人の区別で
在日に対してだけでなく日本国籍以外の人達への差別化です
決して特定の国籍や民族を差別、排除する意味ではない。


他に目立つデモとして、オズプレイや9条、反原発、集団的自衛権、
安部内閣打倒だったり、香ばしい人達が混ざり
あからさまに他国の人達の声が大きい。

少し調べたら「日本全国デモ情報」というサイトがありました。


7月20日は(通称)反日デモ!
ー自由と人権は「国民」の占有物ではないと考えるひとびとですー


突っ込み所は多々ありますが「ひらがなバージョン」もあり
何処のお国の人達にお知らせしてるのでしょうか?

他のデモに関しても英語で訳されてるサイトもあり
最近のデモは多国籍の人達が混ざり、何処の、誰の為のデモなのか、
不透明で複雑になってます。

時々、日給や弁当付きと言われ参加してる人がいると聞きますが、
本当にそれでいいんでしょうか?

他国の人の手を借りなければ何も出来ない日本人なのですか?

本当に日本の為の行動だと思うのでしょうか?


私の反省の意味も含め、書きましたが
まずは正しい知識を身につけてほしい。

そして日本の未来の為に行動して欲しいと
切に願ってます。