また観ちゃった“陰陽師”からいろいろ思い出してみる | あかりが燈すブログ~みことおん結(ゆう) 別館~

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日曜に放映されたシン・ゴジラの流れなのか(笑)
BS朝日で先ほど放映された映画『陰陽師』。


もう何回放映されているのかわからないくらいなのに
なぜか毎回観てしまう…しかも最初から最後まで(^▽^;)


陰陽師って続編もあって、これもまたかなり放映されているけど
やっぱり観ちゃうんですよね。


何だろな、つくりがしっかりしているってことなのか
キャストがしっくりきているからか。


あ~、2もまた放映してほしい、ここまできたら(笑)


映画は今となってはほとんど観ることがありません。
あれだけ話題になった君の名はも、アナと雪の女王も観てないです。


そんな私が、この世でいちばん好きな映画は『時をかける少女』。


『時をかける少女』も実写版をはじめアニメなど
いろんなパターンが創られたみたいですが


私がこよなく愛するのは尾道三部作のひとつでもある
大林宣彦監督・原田知世さん主演のものです。


初めて観たときは小学6年生。


うちの実家近くには映画館が無く、隣町に唯一ある映画館は封切館ではなくて
ちょっと前に封切られた映画を2~3本まとめて上映するパターン。


仲良しグループ数名で観に行ったときに上映されていたのが
薬師丸ひろ子さん主演の『里見八犬伝』と『時をかける少女』でした。


友達と映画を観るということが目的なので、映画の内容は二の次だったはずが
『時をかける少女』が始まってからどんどん内容に引きこまれていき…


今のようにDVDやブルーレイが手軽に手に入るなんて時代ではなく
観たのも封切り直後でなく時期外れでしょう?


新聞で映画館欄をチェックして、たまたま上映されていると観に行くみたいな
まるでストーカー並み(爆)の思い入れをするようになりました。


テレビで放映され始めるとビデオで録画したものからテープ起こしして
セリフをノートに書き留めたり…今でもまだ暗記できてるかもイヒッ


学生時代には高速バスと鈍行乗り継いだロケ地めぐりもしました。
舞台が大林監督の出身地である広島県・尾道市と隣の竹原市なんです。


友人につきあってもらった旅行で、ロケ地をめぐるだけでなく
近くの島の民宿に泊まって、それまで苦手だったお刺身を克服すべく
初めて食べてみたり(今では、何で苦手だったのかわからない)


途中、道に迷っていたら地元の方に助けていただいて
その方とはしばらくの間、年賀状の交換をさせていただいたり。
懐かしい思い出です。


あー、尾道にはまた行ってみたい!
しまなみ海道のサイクリングなどで、注目浴びてるんですよね?


直近だと、角川映画40周年記念ということで昨年、
映画館で名作が日替わりで上映されたときは
大林監督のトークショーがある日に予約して観に行きました。


大林監督の鋭くも温かい視点に心打たれて、今ご病気中だと知って
ビックリしているわけですが、また素敵な作品をつくってほしいと
心からお祈りしつつ。


大人になってから観ると、実はいろんな箇所でツッコミどころ満載の
映画なのではありますが(あの頃は角川のアイドル映画という体だったし)
それでもやっぱり、今でもいちばん好きな映画には変わりなかったと
観るたびに思うのです。


実はこの『時をかける少女』からは大切なギフトをもらっています。


映画の中で重要なポイントになっているのが“ラベンダー”SAYU ハーブ
今でこそ、どこでもラベンダー畑が観光地として存在していたり
ラベンダーのアロマオイルも当たり前のようにありますが


私が映画を観た30年以上前には、見たことも聞いたこともないお花でした。
だからこそ憧れをもったのですが。


初めてその香りに触れたのは、確かねぇ、スプレー状のサワデー(芳香剤)が
新発売されたときにラベンダーの香りがあったのです。


うわっ、これでラベンダーの香りがわかるのかと親にねだって買ってもらった
覚えがあります。


そしてその香りは…ビックリするほど“大人”でした。
お花の香りといえば甘いと思っていたのが、ラベンダーって違いますよね?
子供の私にはなんか拍子抜けしたような感じでした。


しばらくしてくると、ハーブやそれを乾燥させたポプリのブームがやってきて
ラベンダーもずいぶんとポピュラーな存在になっていきました。


ラベンダーの憧れはずっと続いていて、ハーブ製品やポプリから入った興味は
アロマオイルへと続き、それらを勉強していてフラワーエッセンスの世界にも
入りやすかったというのはあります。


私がバッチのフラワーエッセンスの勉強を初めてしたのは、アロマのお店の
セミナーでしたから。


小学生のときにときめいた映画が、今の私につなげてくれているというのは
不思議なものですね。


映画の中で登場する、フラスコのようなかたちの瓶に入ったポプリが今でも憧れでね。
あの瓶は東急ハンズに売っていると知っているのに、実際ハンズに行くと毎度忘れてるあせる


今度こそ瓶買って、ローズラベンダーのポプリを詰めて30年来の夢を叶えるんだ元気


そっか、何も考えていないような鳥頭な私にも、まだ夢がちゃんとあってよかったオイオイ