ゴクウ:クク…ハイティーンのボクを見たって言うの…オヤジ…なんて言われちゃうよ。

ミコト:カカ…技にも動きにもキレがありそうだったぞ。

ゴクウ:そんなボクに何をさせるつもり…。

ミコト:イヤ…オマエの望みではないのか…逆だな…我に何かをさせたい…のだろう。

ゴクウ:分からないな…フフ…オジチャンの隅(スミ)々にまで…ボクが漲(ミナギ)ったら…。

ミコト:…多分…力…が発揮できると言いたいのではないかな…オヤジ…と呼ぶオマエがだ。

ゴクウ:フフ…先の先を読むね…どう…拳(コブシ)や筋肉にボクを感じる…。

ミコト:カカ…その程度ではあるまいよ…何(ナン)ぞ…未踏の極致が得られるか…だな。