先日、話題の"怖い絵展"に行ってきました!!

11月に行こうと思い立ったときは、平日の夕方にも関わらず90分待ちで断念し、20時までに時間が延長されてから、月曜日の17時半過ぎという時間を狙って出陣(笑)❕
なんと、20分待ちで入れました照れ
でも、中は大変込み合っていてなかなかゆっくりは観られず、少しずつ歩いて鑑賞して行ったのでばっちり二時間かかりました…。。。
普段から人気の美術展は行く方ですが、こんな混雑なかなかないえーん

でも、話題になっているだけあってすごく見応えがあって面白かったです🍀
眼で観て怖いというより、解説を読み、背景を想像するとゾッとする。絵のストーリーを追っていくことで感じる怖さなので、好奇心を掻き立てられました。

吉田羊さんの音声ガイド、良かったです爆笑

オイディプスやサロメなど、演劇に通じる作品もあったので、より興味深く面白かった。
サロメは、わかってはいたけどこうして絵にされるとエグい…。でも、そこに惹き付けられてしまうある種の美があるからこうして題材になるのね。
セザンヌの"殺人"も衝撃的だったし、"切り裂きジャックの部屋"は絵の中に鋭さを感じてすくんでしまった…。。。


そして、大トリを飾る「レディ・ジェーン・グレイの処刑」。
ポスターやテレビの映像で観ていたけど、生で観ると圧倒的な存在感と迫力で、それまで観た絵をすべて忘れてしまうくらい絵に飲まれた。実物はもっとジェーンに透明感があって、ドレスが真っ白で、美しくてそれが本当に残酷で、胸が痛くなる。。。

この絵を観られただけで、テレビで満足せず並んだ甲斐があった!!!と思うだけの説得力がありました…。



"怖い絵展"と言っても、全体的に特殊な展示ではなく、今まで見てきたどの美術館でもこの手の意味を持つ絵は沢山あったと思います。
ただ、意味を知らなかっただけ。

音声ガイドで、知識を持って絵を鑑賞することの楽しさを説かれ、この"怖い絵展"にはその"恐怖への好奇心"をきっかけにストーリーを追って絵を見てほしいという企画者のメッセージを強く感じました照れ

来年はフェルメール展も来るし、次回美術館に行くのが楽しみです❤