こちらは、UWF戦士たちの動きを中心に「ファイプロワールド」のCPU対戦を綴った物語です。
1984年の「無限大記念日」をスタート地点に史実をベースとして歴史を紡いでいきますが、ファイプロ上の結果によって新しいプロレス史を構築していきます。
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さて、舞台は再び第1次UWFのリング。
真夏の興行に、思わぬ来客が……!?
★格闘熱帯ロード★
<試合カード>
◆シングル・マッチ
①中野龍雄 vs 安生洋二
②山崎一夫 vs ランボー・サクラダ
③高田伸彦 vs カネック
◆ランキング戦
④木戸 修(3位) vs 前田日明(4位)
⑤スーパー・タイガー(1位) vs 藤原喜明(2位)
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◆シングル・マッチ
①安生洋二(変形足四の字固め、20分16秒)中野龍雄
②山崎一夫 vs ランボー・サクラダ
UWFのリングにランボー・サクラダが参戦!
喧嘩屋の噂で名高いサクラダだけに、コアなファンは期待大だ。
そしてやはり、噂は伊達ではなかった。
サクラダ(クロスアーム・キャメルクラッチ、14分17秒)山崎
③高田伸彦 vs カネック
高田はカネックとのシングル対決。
継続的に新日本に来日している外国人選手が参戦してくるのは、やはり新日本と何らかのパイプがあるのか?
カネック(リフトアップ・スラム、18分45秒)高田
ここで、何やら場内が騒がしくなる。
と、リングサイド最前列に4人のレスラーが現れた!
スーパー・ストロング・マシン!
ヒロ斉藤!
高野俊二!
そして……、ザ・コブラ!
史実では、次期シリーズにてカルガリ・ハリケーンズの3人が観戦にやって来たが、ひと足早く、そしてコブラも帯同しての出現!
ハリケーンズには元々コブラも参加予定だったという話もあるが、ファイプロの神はその可能性をここで引き出してきたのだろうか……!?
◆ランキング戦
④木戸 修(3位) vs 前田日明(4位)
マシンらが見つめる中で、木戸と前田のランキング戦が始まった。
着実に力をつけている前田だが、木戸は決定打を許さない。
そして最後は、完全無欠のキド・クラッチ!
木戸(キド・クラッチ、16分56秒)前田
※この結果、木戸の3位、前田の4位は変わらず。
⑤スーパー・タイガー(1位) vs 藤原喜明(2位)
メインはタイガーと藤原がまたも一騎打ち。
毎回鬼気迫る戦いとなるこの両者だが、この日も一進一退。
そして勝負は一瞬!
見事に極まった脇固めにタイガーはタップするしかなかった。
藤原(脇固め、21分8秒)タイガー
※この結果、藤原が1位、タイガーが2位となる。
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会場を後にするマシンらを報道陣が取り囲んだが、4人は多くを語らずに立ち去った。
果たして、今後の参戦はあるのか……!?
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★お知らせ★
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