きみよ!パルスを正せ!

きみよ!パルスを正せ!

男の熱い魂。それは交わした腕と燃えたぎる眼光によって伝達される!
こちらは、パルスを共振させるための雑種コラムです!!

Amebaでブログを始めよう!

1位 仮面ライダーW(2009年9月~2010年8月)
2位 仮面ライダー電王(2007年1月~2008年1月)
3位 仮面ライダーフォーゼ(2011年9月~2012年8月)
4位 仮面ライダー剣(2004年1月~2005年1月)
5位 仮面ライダークウガ(2000年1月~2001年1月)

感動対象としては、放送回としての最終回だけではなく、そこに至る最終エピソードを含めた評価といたします。



1位は文句なく『W』ですねぇ。
強大な敵に対し、恐怖と戦いながら自分を奮い立たせる翔太郎。ついにその身が消えてしまう運命へと導かれてしまったフィリップ。そして最後の変身……。
48話でフィリップが消えたあのシーンは、何度観ても号泣してしまいます。
そして最終回、フィリップ奇跡の復活によるハッピーエンド・ラストは、これまた幸せの涙に溢れます。



2位の『電王』も相当泣きました。
モモタロスたちが消えてしまうと知りながらも、勇気を奮って最後の戦いに挑む良太郎。その成長した姿に感動し、戦い終了後、イマジンたちが消えたと思い込んで悲しむ良太郎、しかし実は存在していて飛び出し損なうイマジンたち。このシリアス&コミカルの流れは完璧!
そしてラストシーン。自転車でデンライナーを見送る良太郎。見事にまとまった最高のラシトシーンでした。


3位の『フォーゼ』はちょっと特殊。
何と言ってもラスボスを倒さず許すという展開は、ヒーローもののアンチテーゼともなる稀有なラスト。
仮面ライダー部の面々もみな魅力的でした。


4位の『剣』は、まさに理想的なバッドエンド。
これは子供が観る物語のラストじゃないです。
それだけに、ものすごく印象に残った最終回でした。


そして5位の『クウガ』。
順位こそ5位ですが、ある意味未来永劫称えられて然るべきピュアなラスト・エピソードでした。
なかでも特筆は、雨の中、五代くんが桜子さんに最後の戦いを告げに7いくところ、そして五代くんと一条さんの「あのシーン」です。
「俺、良かったと思ってます。だって、一条さんと会えたから」
このセリフは、とてつもなく罪深いですぞ……www

 

1位 アレクサンダー・マホーン(演:ウィリアム・フィクナー 吹替:横島亘)
2位 グレッチェン・ルイーズ・モーガン(演:ジョディ・リン・オキーフ 吹替:山像かおり)
3位 ミリアム・ホルツ(演:シャノン・ルシオ 吹替:武田華)
4位 シバ(演:インバー・ラヴィ 吹替:種市桃子)
5位 セオドア・"ティーバッグ"・バッグウェル(演:ロバート・ネッパー 吹替:若本規夫)

名作海外ドラマの一つである『プリズンブレイク』ですが、ご多分に漏れず僕も大いにハマりました。全シーズン通してのタイムリミット・サスペンス要素がやはり最大の魅力なのですが、ここでは個人的なお気に入り登場人物にスポットを当ててみます。


1位はアレックス。マイケルと双璧を成す天才ぶり。鋭い洞察力と待ったなしの行動力には本当に唸らされます。シーズン2でマイケルを追いつめる役どころが最も好きですが、その後マイケルと協力し合う姿も魅力的。精神安定剤を常用する描写も心に響きます。


2位はグレッチェン。もうバリバリ好みです。顔、肉体、性格、ファイトスタイル、どれを取っても満点! 吹き替えの山像かおりさんの声もかなりのゾクゾクポイント。『プリズンブレイク』は吹き替え版の方が面白いとよく言われますが、まさにその通りで登場人物ほぼすべてがベストマッチの声優陣。これから観る方はぜひ吹き替え版で!


3位はミリアム。グレッチェンとはまったく正反対の美人キャストです。その美しすぎる顔、どのシーンでもこぼれ落ちそうな胸。この人ホント、サブキャラで良かったわ……。


4位はシバ。シーズン5でリンカーンを助けるイエメンの活動家です。初めは毛嫌いしていたリンカーンと、結局最後はデキてしまいます。ソフィアに続いてシバと、リンカーンの女殺し能力は凄まじいばかり。


そして5位にティーバッグ。キャラの魅力としては文句なく群を抜いており、吹き替えの若本節も冴えまくる。もはや主役のマイケルをも食う勢いのキャラ性を持っているためか、全シーズンでキーポイントとなっています。この人のおかげで「どこへ行きますか?」と問われたら「ユーー…タァーーハ……」とつい言ってしまいますね。

1位 ベストプレープロ野球'00(アスキー Windows 2000年発売)
2位 ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…(エニックス GAMEBOY COLOR 2000年発売)
3位 ファイナルファンタジーⅡ(スクウェア Family Computer 1988年発売)
4位 テトリス(セガ MEGA DRIVE mini 2019年発売)
5位 FIRE PRO WRESTLING WORLD(スパイク・チュンソフト Windows 2017年発売)


タイトルは広義の意味におけるコンシューマーゲーム(家で遊べるゲーム)と捉えてください。範囲としては、据え置き型ゲーム機、携帯型ゲーム機に加え、PC用ソフトやスマホアプリも加えています。

まず第1位。野球シミュレーションゲームとしては、今なお最高峰と名高いPCゲームです。発祥はFM7用として発売された『ベストナインプロ野球』。その後、ファミコンに移植され、1999年に自由度の高いエディット機能を引っ提げてPCゲームに復帰。これは、その翌年に発売された試合のリプレイも可能なバージョンです。


野球ゲームと言えば、選手のグラフィックやアクション要素、育成要素などに様々な工夫を重ねるのが通例で、毎年のように開発され続けています。しかしこのゲームは、そうした新しい波とは一線を画する「完全なデータ遊び用ゲーム」です。


凝ったグラフィックはまるでありませんが、選手名やパラメータ、そして采配傾向を自由に変えることができ、まさにペナントレースを「シミュレート」するためのツールといった趣です。ファンの間では「ドラフトリーグ」という遊びが流行し、ネット上に仲間が集って選手を獲り合い、自分が率いるチームでペナントを争うというデータ遊びが現在でも各地で続けられています。かく言う僕も、mixi内で「ドラフトリーグで遊ぼう!」というコミュをつくってホスト役をしております。興味ある方は、ぜひご参加を!

第2位は、超有名ナンバリングのドラクエシリーズから3作目の作品。ゲームボーイカラー版に限定しているのは、携帯型の方が手軽にいつでもできるメリットがあるためです。


ドラクエは人並みに色々プレイしていますが、繰り返し遊べるのはやはりこの『Ⅲ』ですね。パーティーの変更と転職システム、そしてグラフィックに個性がないところが一番の強み。これにより、様々な世界観やグループ間抗争などを盛り込みながらストーリーを進めることができます。


僕のお気に入りパターンは、勇者以外はすべて遊び人でスタートさせ、レベル20で賢者に転職、その後ザオリクを覚えた時点で格闘家に転職、というものです。そして、訓練場には交代要員が数人常におり、戦闘で息絶えたら交代という縛り。それにより、メンバー内の出世レースをするといった塩梅ですね。
もちろん、各エリアでのストーリーや攻略も毎回漏れなく楽しみます。特に、一歩ごとに戦闘となるピラミッドが最もゾクゾクしますねー。

第3位は、これまたビッグナンバリングのRPG・ファイナルファンタジーシリーズから『Ⅱ』です。これはファミコン版に限定。何故なら、その遊び方に「一生遊べる裏技要素」があるからです。


この『Ⅱ』では独自の成長システムが設けられており、各キャラ自体にはレベルが存在しません。レベルアップするのは熟練度です。武器を使えば使うほど、その固有の武器の威力が上がり、魔法を使えば使うほど、その固有の魔法が強くなるという寸法。つまり、どんなに強力な武器や魔法でも、鍛えなければ最初は役に立たないというリアルさ! これは斬新でした。


そして、魔法は「魔法の本」を購入し、それを読むことによって覚えるというシステム。実はこの魔法の本が裏技のミソなのです。
はっきり言ってバグなのですが、ファミコン版に限り『Ⅱ』は素晴らしいバグ技を使うことができます。それは「魔法の本攻撃」です。魔法の本は本来「読む」ためのアイテムですが、「手に持つ」こともできるのです。通常は右手に剣、左手に盾といった感じに装備しますが、両手とも装備を外せば魔法の本を持てます。その状態で攻撃すれば(つまりは本で殴るという状態)、特定の本と特定の熟練度条件が揃えばとてつもない大技を繰り出すことができるのです。


いくつかの本でこのバグは発生しますが、画面がフリーズしたりセーブデータが飛んだりしますので、闇雲にはできません。
僕がオススメなのは以下の3種類。
◎盾のレベルをめいっぱい上げてから、アンチの本を持って攻撃⇒相手を石にする。
◎ナイフのレベルをめいっぱい上げてから、シェルの本を持って攻撃⇒あらゆるステータス以上を与えた挙句、相手を蛙にする。
◎ファイアの本を持って攻撃⇒装備の熟練度に関係なく、相手に大ダメージを与える。ただしアンデッド系の相手に攻撃するとそのままは跳ね返ってくる。
 これらの攻撃を駆使すれば、ボスも含めすべての敵を一撃で倒すことができます。クリアのタイムアタックなどやるのも楽しいです。ま、あくまでイレギュラーな楽しみ方ですが。

第4位は、2019年に発売されたMEGA DRIVE miniに新規で搭載されたセガ製の『テトリス』です。セガテトリスと言えば、80年代後半にアーケードゲームとして大流行したオリジナル・バージョン。これまでコンシューマーとして様々なバージョンのテトリスが発売されてきましたが、オリジナル版の移植はこれが初めて。メガドライブ時代、発売直前に権利問題で中止になった経緯があるだけに、この新登場は大層ショックでした。


MEGA DRIVE miniのラインナップ自体は正直ビミョー。でも、セガテトリスがある!というだけで買う価値ありです。セガテトリスをプレイするためのハードだと思えば、それで良いのです!

そして第5位は、ファイプロシリーズの最新作『FIRE PRO WRESTLING WORLD』です。1989年にPCエンジンで第1作が発売されて以来、ハマりにハマッて新作が出るたびに事前に雑誌をチェックしてはスクラップし、アクションゲームとしても興行シミュレーションゲームとしてもやり続け、大学4回生の時にはファイプロの新作アイディアを引っ提げ、当時開発元だったHUMANの就職試験を受けるほどでした(因みに試験にはパスしましたが、諸事情により辞退)。


 ファイプロの魅力は、ズバリ「やらなくても楽しい」ところ。ここに至るまでに24作のタイトルが出ているファイプロですが、19作目の『D』あたりから僕はアクションゲームとしてまったく操作していません。不足選手をエディットし、興行スケジュールを組んでCPU対戦させ、その結果を見て一喜一憂する。そういう楽しみ方をするファイプラーが激増し、時代に逆行する2Dアクションの格闘ゲームをここまで引っ張ってきたのです。


 そして、12年ぶりに登場したこの『WORLD』は、エディット枠が無限なだけでなく、Steamのサイトにアップすることで誰でも使用可能に。さらには入場曲に好きなMP3をあてがったり、ついにはパーツやムーブまでエディット可能になるという最終形態!
 これでもう、新作登場のワクワク感を味わえないかと思うと少々残念ではありますが、これぞ「一生遊べる」の名にふさわしいコンシューマーゲームと言えます。
 

1位 相当な我慢の後の排便

2位 眠ってはいけない時の一瞬の睡眠

3位 感動の涙で視界ゼロになった時

4位 格ゲーでどうしても勝てなかった相手に勝利した瞬間

5位 同人誌即売会で「完売しました」と紙に書く時

 

5位のようなことはなかなかありませんが、稀にそういう瞬間もあります。

なかなか手に取ってもらえない時は凹んだりもしますが、アマチュアですから基本的には自分が書きたいものを好きなように書いているわけで。それでも、この紙を書けたら嬉しいものです。

 

4位はまあ格ゲーに限らずでしょうが、普段積み重ねた練習がそのまま結果に反映する点で格ゲーが最も高揚しますねぇ。

やはり『P5U』は出ないのでしょうか……。

 

1~3位は日常生活でよくある場面。

感動の涙は心を癒します。背徳の居眠りは逆に快感。

そして、至福の最高峰はやはり便意です。それも、我慢に我慢を重ねた後の、地獄から天国へと瞬間テレポートするあの瞬間、それこそが「最高の至福」と呼べるのではないでしょうか。

1位 vsチグリス星人(第一回「ふるさとは地球」より)

2位 vsキマイラ星人(第七回「青春の輝き」より)

3位 vsピューマ星人(第四回「はてしなき旅」より)

4位 vsドミノ星人(第九回「見知らぬ町に追われて」より)

5位 vsボルト星人(第十五回「怪奇宇宙菩薩」より)

 

 宣弘社制作の特撮ドラマ『シルバー仮面』は、作風の地味さや重苦しいストーリーが独特の味を出している70年代特撮ヒーロー物の異色作。特に、佐々木守&実相寺昭雄による第一回は後年ファンの間で「隠れた名作」と語り継がれており、僕も未だに繰り返し視聴しています。
 地球人(=主人公の春日兄弟)を「宇宙から見れば悪」と見なしたかのような序盤のシナリオはかなり見応えがありましたが、視聴率低迷により路線変更。巨大ヒーローものとして趣を変え、何とか予定の26本を完走したこの『シルバー仮面』ですが、ストーリーだけでなくシルバー仮面の戦闘シーンもまた、大きな見どころの一つです。
 と言っても、他の特撮ヒーローのように華麗に怪獣や宇宙人をなぎ倒したり、カッコいい必殺技が炸裂する……なんて魅力ではありません。ヒーローの戦い方すら独特。ここがまた素晴らしいポイントなのです。
 では、その中から魅力溢れるBEST5をご紹介しましょう。

 好みとしては、やはり等身大バトルの前半に固まります。1位はもう総合力でコレを上回るものはない!と言える、第一回のチグリス星人戦です。春日家から盗んだ光子ロケットの設計図を抱えて逃げるチグリス星人。しかし、その道中でボロボロと書類を落としていき、結局1枚残らず道端に落として手ぶら状態。そしてシルバー仮面との対決です。
 無言で変身のシルバー仮面。BGMもかけ声もなく、ただただチグリス星人を殴る蹴るのシルバー仮面。そして、謎の発火能力によって突如火だるまになったチグリス星人もまた、無言でのたうち回って焼け死にます。
 第一回放送にしてこの地味極まりない戦闘シーン。いやはや、僕はもう心を鷲掴みにされましたね。

 2位は、第七回からキマイラ星人戦。インパクトでは最大級です。部屋での銃撃を受け、屋外へと逃げるキマイラ星人。それを追うシルバー仮面。それが何と、真っ昼間の商店街を堂々と追いかけっこするのです。
 商店街を歩く人々の間を、着ぐるみ2体が突然現れ、地味な格闘とともに過ぎ去っていく。その時の通行人リアクションが超リアル! それもそのはず。どうやらこの戦闘シーンはゲリラロケだったそうです。いやあ、さすが70年代。そして、とどめの技は「高いところから蹴り落とす」という思いもよらぬ大技。いやあ、さすがはシルバーだ。

 3位は、第四回からピューマ星人戦です。この宇宙人は、テレビを通して人間を分子レベルに分解して他の場所へ電送するという攻撃を繰り出します。ん? それって「京都買います」と同じからくりじゃん!
 ま、それはいいとして、テレビの世界ということで、電送された場所は簡素なTVスタジオ。今回の戦闘舞台はここなのです。相変わらずの無言格闘で陳腐なセットがどんどん壊れて発砲ボードの切れ端が飛び交う。そして戦闘の様子は、その戦いを映したTVカメラのモニターを通して表現するという大胆手法! 特撮のチャチな裏側を敢えて見せつけるかのようなこの演出は、かなりのチャレンジだったのではないでしょうか。

 4位は、第九回よりドミノ星人戦。言わずと知れた(いや一般的に誰も知らないか)卒塔婆ファイトです。シルバー仮面とドミノ星人のバトルが屋外に展開したその場所はなんと墓場! そして、事もあろうにシルバー仮面はどこぞの卒塔婆を抜いてドミノ星人をバシバシ殴り、その場に投げ捨てる!
 さすがにこれは、倫理的に問題ありではないでしょうか……。

 そして5位。一つくらいはジャイアント編も入れましょうってことで、第十五回からボルト星人戦です。強いボルト星人にシルバー仮面の攻撃が効かない。そこで出した技は「暗雲召喚」! 雨を降らせてボルト星人の体力を奪い、最後はボルト星人にシルバーサーベルを突き刺し、そこへ雷を落として感電死させるという荒技! 今度はウェザーリポートか!
 ジャイアント編はファンの間では低評価となっていますが、案外見どころは多いのです。特に戦闘シーン。都合14体の怪獣や宇宙人を倒しましたが、そのとどめ技がすべて異なっているのです。唯一、サザン星人とバーナー星人のとどめはいずれもシルバー光線でしたが、バーナー星人は他の技との併せ一本でしたのでこれも別技とみなせます。
 この作品の場合、他の特撮ヒーローのように華麗でカッコいい必殺技ではないだけに、毎回別のフィニッシュを用意するという独自のサービスを展開したのかもしれません。画面処理の稚拙も相まって、もはや芸術的とも言えます。

 さて、このような『シルバー仮面』の魅力溢れる戦闘シーンですが、最後に前半の等身大編におけるフィニッシュを振り返っておきましょう。
【第一回】チグリス星人 発火能力
【第二回】キルギス星人 春日兄弟の光線銃
【第三回】シャイン星人 松明の火
【第四回】ピューマ星人 ジャンピングキック
【第五回】ジュリー星人 車ごと建物に衝突
【第六回】ゴルゴン星人 発火能力?キック?
【第七回】キマイラ星人 高いところから蹴り落とす
【第八回】ソロモン星人 春日兄弟の光線銃
【第九回】ドミノ星人 高いところから投げ落とす
【第十回】タイタン星人 手榴弾
 いずれも地味極まりない等身大編の戦闘シーンですが、そのフィニッシュも実に味わい深いものが揃っています。
 第二回と第八回は、いずれも兄・光一と妹・ひとみの光線銃攻撃がフィニッシュ。ヒーローの技ではありません。第三回は松明の火を相手に押しつけて爆破。第五回は車内で格闘の末、シルバー仮面だけが飛び降りて敵を乗せた車が建物に激突して爆破。第七回と第九回は「高いところから落とす」という未曽有のフィニッシュ。第十回は手榴弾を投げつけて爆破。そして第六回は画面が見切れてて何がフィニッシュなのか分かりません!
 このように、『シルバー仮面』の戦闘シーンはこれだけで白飯10杯はイケるという格別のご馳走なのです。ぜひ未見の方はDVDレンタルして味わってみてください。そして関係ありませんが、長女の春日ひとみ(演:夏純子)が美しすぎます。
 

こちらは、UWF戦士たちの動きを中心に「ファイプロワールド」のCPU対戦を綴った物語です。
1984年の「無限大記念日」をスタート地点に史実をベースとして歴史を紡いでいきますが、ファイプロ上の結果によって新しいプロレス史を構築していきます。

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 さて、舞台は再び第1次UWFのリング。
 真夏の興行に、思わぬ来客が……!?


★格闘熱帯ロード★

<試合カード>
◆シングル・マッチ
①中野龍雄 vs 安生洋二
②山崎一夫 vs ランボー・サクラダ
③高田伸彦 vs カネック
◆ランキング戦
④木戸 修(3位) vs 前田日明(4位)
⑤スーパー・タイガー(1位) vs 藤原喜明(2位)

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◆シングル・マッチ

①安生洋二(変形足四の字固め、20分16秒)中野龍雄

②山崎一夫 vs ランボー・サクラダ

 UWFのリングにランボー・サクラダが参戦!
 喧嘩屋の噂で名高いサクラダだけに、コアなファンは期待大だ。
 そしてやはり、噂は伊達ではなかった。
 
 サクラダ(クロスアーム・キャメルクラッチ、14分17秒)山崎

③高田伸彦 vs カネック
 高田はカネックとのシングル対決。
 継続的に新日本に来日している外国人選手が参戦してくるのは、やはり新日本と何らかのパイプがあるのか?
 
 カネック(リフトアップ・スラム、18分45秒)高田


 ここで、何やら場内が騒がしくなる。
 と、リングサイド最前列に4人のレスラーが現れた!

 スーパー・ストロング・マシン!
 ヒロ斉藤!
 高野俊二!
 そして……、ザ・コブラ!


 史実では、次期シリーズにてカルガリ・ハリケーンズの3人が観戦にやって来たが、ひと足早く、そしてコブラも帯同しての出現!
 ハリケーンズには元々コブラも参加予定だったという話もあるが、ファイプロの神はその可能性をここで引き出してきたのだろうか……!?


◆ランキング戦

④木戸 修(3位) vs 前田日明(4位)
 マシンらが見つめる中で、木戸と前田のランキング戦が始まった。
 着実に力をつけている前田だが、木戸は決定打を許さない。
 そして最後は、完全無欠のキド・クラッチ!
 
 木戸(キド・クラッチ、16分56秒)前田
※この結果、木戸の3位、前田の4位は変わらず。

⑤スーパー・タイガー(1位) vs 藤原喜明(2位)
 メインはタイガーと藤原がまたも一騎打ち。
 毎回鬼気迫る戦いとなるこの両者だが、この日も一進一退。
 そして勝負は一瞬!
 見事に極まった脇固めにタイガーはタップするしかなかった。
 
 藤原(脇固め、21分8秒)タイガー
※この結果、藤原が1位、タイガーが2位となる。

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 会場を後にするマシンらを報道陣が取り囲んだが、4人は多くを語らずに立ち去った。
 果たして、今後の参戦はあるのか……!?

 

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★お知らせ★

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こちらは、UWF戦士たちの動きを中心に「ファイプロワールド」のCPU対戦を綴った物語です。
1984年の「無限大記念日」をスタート地点に史実をベースとして歴史を紡いでいきますが、ファイプロ上の結果によって新しいプロレス史を構築していきます。

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 1985年、UWFはランキング制度が軌道に乗るとともに、外部の選手も参戦するようになっていった。
 そのころ、新日本プロレスはどういう状態だったのか?
 前年の藤原、木戸、高田、そして長州をはじめとする維新軍の大量離脱により、選手はかなり不足していた。
 その穴埋めとしてストロング・マシン軍団が登場したが、単調な軍団構想は長くは続かず、1号が軍団を離脱。スーパー・ストロング・マシンとなって反旗を翻していた。
 やがて、マシンのもとにはヒロ斉藤がつき、新たな歴史が紡がれようとしていた……。


★バーニングスピリット・イン・サマー★

<試合カード>
◆シングル・マッチ
①蝶野正洋 vs 船木優治
◆タッグ・マッチ
②山田恵一&武藤敬司 vs 佐野直喜&橋本真也
③スーパー・ストロング・マシン&ヒロ斉藤 vs ストロング・マシン2号&ストロング・マシン3号
◆シングル・マッチ
④高野俊二 vs トニー・セントクレアー
⑤ザ・コブラ vs ブラック・タイガー
⑥藤波辰巳 vs ジミー・スヌーカ
◆タッグ・マッチ
⑦アントニオ猪木&木村健吾 vs ブルーザー・ブロディ&バッドニュース・アレン

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◆シングル・マッチ

①船木優治(裸絞め、17分28秒)蝶野正洋

◆タッグ・マッチ

②○山田恵一&武藤敬司(回転足折り固め、24分43秒)佐野直喜&橋本真也●

③スーパー・ストロング・マシン&ヒロ斉藤 vs ストロング・マシン2号&ストロング・マシン3号

 一匹狼となったマシンにヒロ斉藤が共闘宣言。
 連日、残党機械軍団とのタッグ・マッチが続いているが、密かに嵐の予感を感じる……。
 
 3号(喉輪エルボー、24分15秒)斉藤

◆シングル・マッチ

④高野俊二(ヘッド・バット、13分9秒)トニー・セントクレアー

⑤ザ・コブラ(腕取りアーム・ブリーカー、16分9秒)ブラック・タイガー

⑥藤波辰巳 vs ジミー・スヌーカ

 野生児・スヌーカが実力を発揮!
 長州が去り、藤波辰巳はどこへ向かうのか?
 
 スヌーカ(スーパーフライ、12分35秒)藤波

◆タッグ・マッチ

⑦アントニオ猪木&木村健吾 vs ブルーザー・ブロディ&バッドニュース・アレン
 猪木とブロディの絡みがメインのこのシリーズ。
 勝敗が喫することはないと思われていたが、地味にブロディが敗れた。
 
 猪木(ステップオーバ・アームブリーカー、24分43秒)ブロディ

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 UWF勢と維新軍が離脱した新日本は、やはり厚みのないバトル空間だった。
 この空間にUWFが合流するのは、史実では1986年初頭。
 果たして、歴史の改変はあるのか……!?

こちらは、UWF戦士たちの動きを中心に「ファイプロワールド」のCPU対戦を綴った物語です。
1984年の「無限大記念日」をスタート地点に史実をベースとして歴史を紡いでいきますが、ファイプロ上の結果によって新しいプロレス史を構築していきます。

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 1985年!
 史実ではこの年が第1次UWF最後のとき。
 このファイプロのリングでは、果たしてどういう展開となっていくのか!?

 まずは春のビッグ・マッチ。
 突如、新日本に出場していたバッドニュース・アレントニー・セントクレアーが参戦!
 これは一体、何を意味するのか……?


★パンクラチオン・ロード★

<第1戦のカード>
◆シングル・マッチ
①マッハ隼人 vs ジョー・ソルコフ
②高田伸彦 vs トニー・セントクレアー
◆ランキング戦
③山崎一夫(4位) vs 前田日明(5位)
◆シングル・マッチ
④藤原喜明 vs バッドニュース・アレン
◆ランキング戦
⑤スーパー・タイガー(1位) vs 木戸 修(2位)

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<第1戦>

◆シングル・マッチ

①ジョー・ソルコフ(回転足折り固め、17分49秒)マッハ隼人

②トニー・セントクレアー(裸絞め、16分8秒)高田伸彦


◆ランキング戦

③山崎一夫(4位) vs 前田日明(5位)
 図らずも前田の出直しストーリーとなったランキング戦。
 山崎との一戦はこの時点でほぼ互角といっていい激闘!
 最後はドラゴンで決めてみせた。
 
 前田(ドラゴンスープレックス・ホールド、13分)山崎
※この結果、前田が4位、山崎が5位となった。

◆シングル・マッチ

④藤原喜明 vs バッドニュース・アレン
 突如参戦してきたアレンは、UWF流の戦いに見事に迎合!
 迎え撃った藤原が冷静に仕留めたが、場内からは大きな拍手が巻き起こった。
 
 藤原(膝十字固め、7分55秒)アレン

◆ランキング戦

⑤スーパー・タイガー(1位) vs 木戸 修(2位)
 ランキング戦は、リーグ戦決勝以来となる木戸のリマッチ。
 木戸の固い攻めが次々と繰り出されるも、タイガーの牙城は崩せず。
 
 タイガー(ジャーマンスープレックス・ホールド、14分16秒)木戸
※この結果、タイガーの1位、木戸の2位は変わらず。

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 この日の試合前、マッハ隼人から引退の申し入れがあり、急遽引退試合を催すことに!

<第2戦のカード>
◆シングル・マッチ
①中野龍雄 vs トニー・セントクレアー
◆ランキング戦
②山崎一夫(5位) vs 高田伸彦(6位)
◆シングル・マッチ
③前田日明 vs バッドニュース・アレン
◆マッハ隼人引退試合
④スーパー・タイガー&マッハ隼人 vs ジョー・ソルコフ&ディーン・ソルコフ
◆ランキング戦
⑤木戸 修(2位) vs 藤原喜明(3位)

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<第2戦>

◆シングル・マッチ

①トニー・セントクレアー(ツームストン・パイルドライバー、10分34秒)中野龍雄

◆ランキング戦

②山崎一夫(5位) vs 高田伸彦(6位)
 後に新日本ジュニアでも名勝負を繰り広げる高田と山崎のランキング戦。
 内容はこの時点でもう折り紙つき!
 最後は高田が極めてランクアップを果たした。
 
 高田(腕ひしぎ逆十字固め、18分26秒)山崎
※この結果、高田が5位、山崎が6位となる。

◆シングル・マッチ

③前田日明 vs バッドニュース・アレン
 世が世ならメイン級のカードが密かに実現!
 UWFスタイルにしっかり順応したアレンは、前田相手でも一歩も引かず!
 場外戦の末に、重いパイルで決着をつけた。
 
 アレン(パイル・ドライバー、13分30秒)前田

◆マッハ隼人引退試合

④スーパー・タイガー&マッハ隼人 vs ジョー・ソルコフ&ディーン・ソルコフ
 「練習についていけなくなった」という理由で、隼人が突然の引退表明。
 しかし、このリングでの活躍はファンも大いに認めるところ。
 試合のほうは、ジョーが謎のスープレックスでランキング1位のタイガーからフォール勝ち!
 そして試合後、全選手によって隼人が胴上げされた。 
 
 ジョー(ノーザンライトスープレックス・ホールド、25分47秒)タイガー

◆ランキング戦

⑤木戸 修(2位) vs 藤原喜明(3位)
 メインは木戸と藤原のランキング戦。
 目まぐるしい寝技の攻防に、観客は固唾を呑んで試合を見つめる。
 あの「シーン現象」が早くも出ることに!
 
 藤原(胴絞めスリーパー、18分9秒)木戸
※この結果、藤原が2位、木戸が3位となる。

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<第3戦のカード>
◆シングル・マッチ
①中野龍雄 vs 安生洋二
◆タッグ・マッチ
②木戸 修&山崎一夫 vs カネック&トニー・セントクレアー
③藤原喜明&高田伸彦 vs ジョー・ソルコフ&ディーン・ソルコフ
◆シングル・マッチ
④前田日明 vs ヒロ・マツダ
⑤スーパー・タイガー vs バッドニュース・アレン

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<第3戦>

◆シングル・マッチ

①安生洋二(変形足四の字固め、15分35秒)中野龍雄

◆タッグ・マッチ

②○木戸 修&山崎一夫(脇固め、26分18秒)カネック&トニー・セントクレアー●

③○ジョー・ソルコフ&ディーン・ソルコフ(スクリュー・ネックブリーカードロップ、28分)藤原喜明●&高田伸彦


◆シングル・マッチ

④前田日明 vs ヒロ・マツダ
 第3戦のセミには、再びマツダがやって来た。
 そして、前田とスパーリング特訓のような試合を展開。
 精魂尽き果てた両者は、試合後ともにしばらくマットに大の字であった。
 しかし、この試合で前田大きく成長したはずだ。
 
 前田(ジャーマンスープレックス・ホールド、14分8秒)マツダ

⑤スーパー・タイガー vs バッドニュース・アレン
 メインは新日本マットでは考えられなかったマッチメイク。
 アレンもパワーで押していくが、やはりシュート・マッチではタイガーが上だった。
 
 タイガー(チョーク・スリーパー、11分27秒)アレン

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 冬から春、夏へと季節が流れ、UWFマットも活発になってきた。
 次回は、このころの他団体の様子を追ってみよう!

こちらは、UWF戦士たちの動きを中心に「ファイプロワールド」のCPU対戦を綴った物語です。
1984年の「無限大記念日」をスタート地点に史実をベースとして歴史を紡いでいきますが、ファイプロ上の結果によって新しいプロレス史を構築していきます。

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 新たなプロレス観を構築したUWFスタイル。
 まだまだそれは世間に浸透してはいないが、コアなファンは確実に増えてきていた。
 そして1984年の最終興行がおこなわれた。


★イヤーエンド・スペシャル★

<試合カード>
◆ランキング決定巴戦
①マッハ隼人(5位) vs 高田伸彦(5位)
②マッハ隼人(5位) vs 前田日明(5位)
③前田日明(5位) vs 高田伸彦(5位)
◆シングル・マッチ
④山崎一夫 vs ピート・ロバーツ
⑤木戸 修 vs ヒロ・マツダ
◆ランキング戦
⑥スーパー・タイガー(1位) vs 藤原喜明(3位)

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◆ランキング決定巴戦

①高田伸彦(ジャンピング・ツームストンパイルドライバー、17分27秒)マッハ隼人

②前田日明(ジャーマンスープレックス・ホールド、15分46秒)マッハ隼人

③前田日明 vs 高田伸彦

 先のリーグ戦で5位に並んだ3選手が、三つ巴戦のランク確定戦。

 隼人の2連敗によって、この前田対高田が5位決定戦に。

 この日は先輩の意地が勝ったか、前田がスープレックスで圧勝!
 
 前田(スパークリング・フラッシュ、19分37秒)高田
※この結果、前田の5位、高田の6位、隼人の7位が認定された。

◆シングル・マッチ

④山崎一夫 vs ピート・ロバーツ
 最もキャリアの浅い山崎だが、ランキング上位ということで単独試合を勝ち取った。
 そして、試合巧者のロバーツをも一蹴!
 
 山崎(フライング・ニールキック、12分15秒)ロバーツ

⑤木戸 修 vs ヒロ・マツダ
 ゴッチ顧問のブッキングでヒロ・マツダが来日!
 木戸とのクラシカルな攻防は実に通好みの試合となった。
 フィニッシュは完全に木戸の必殺技として認知されたキド・クラッチ!
 
 木戸(キド・クラッチ、20分8秒)マツダ

◆ランキング戦

⑥スーパー・タイガー vs 藤原喜明
 メインはタイガーと藤原のランキング戦。
 既に安定した名勝負感が漂う対決は、この日も激しい攻防!
 今回はプロレス流でタイガーが1位を守った。
 
 タイガー(ジャーマンスープレックス・ホールド、18分7秒)藤原
※この結果、タイガーの1位、藤原の3位は変わらず。

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 これで激動の1984年が終わった。
 翌年、史実ではUWFに逆風が吹きすさんでいくが、果たして……!?