以前、感情を感じるセッションを提供していました。
そのことについて、今日は記事にしたいと思います。
今までも、色々思うことはあっても、
正直深く語ることは、できずにいました。
お世話になった方がおられるし、
記事に書くことで不快に思う方、
傷つけてしまう方がでてしまうかもしれない。
だから書くことから逃げていました。
でも次のステップに進む段階がきたので、
不安や恐れを乗り越えて、あえて記事に書かせていただきます。
私の経験談
これはあくまでも、私個人の意見です。
私自身が、「今ここに在る」安心感のなかで
わいてきた思いを、わくままに感じて、
辛い思いを開放してきました。
大自然の中にある宿に連泊して自分を見つめて、心を癒す講座に参加したときのことです。
20年以上前に自死で亡くなった弟への辛い気持ちがでてきました。
さけんで、泣きはらして、
長年ためた感情を出せました。
経験したことのないことで、
とても感動したのを覚えています。
その後、セラピー技術を学んで、
私のように苦しんできた方のために、
セッションを提供してきました。
クライアントさんから、
涙が流れて、表情が明るくなり、
すっきりとされたお顔を見せていただいて、
感動いたしました。
私のセッションを受けていただいて、
本当にありがとうございました。
感謝の気持ちでいます。
セラピーは、5年の期間を学んできました。
ずっとここで学んでいくんだろうとも思っていました。
でも、2022年の夏にコロナにかかり、2週間ほど仕事のお休みをとって、
ゆっくり自分と向き合う時間がとれました。
そうすると、自分の中にある違和感が出てきて、
無視することができなくなりました。
感情をあつかうセラピーだから、なおのことでした。
違和感とは?
1、問題が起きた時に、自分でどう対処していいのかわからない。
私はコロナワクチンを打つことに、反対していました。
でも母は嘘をついてそのワクチンを打ちに行き、体調を崩しました。
詳しく検査をしても異常が見つかりませんでした。
そして処方された安定剤に依存していきました。
認知力が下がり、精神病院に入院することになってしまいました。
母の生きる気力が落ちていき、さらに体調が悪化して、死に向かっていく母に対し
て、なすすべがありません。
母が嘘をついていたことは、悲しかったのですが、
「私の話なんか、どうせ聞いてくれなかった」という過去からの感情も出てきまし
た。
私はセッションを受けて、過去の辛い感情を感じてすっきりとはしました。
でも母の現状をどうにもできませんでした。
私が、母に対する感情を解放するだけでは、限界があることを知りました。
2、人と話をするのが辛くなってきている。
だれかと話しをしていても、だからどうしたいの?という気持ちになり、
気持ちが冷めてしまって、楽しく会話ができなくなりました。
人と雑談して楽しむ気持ちになれなくて、友達と離れてしまいました。
3、家庭の状況は、全然良くなっていない。
私の感情は解放して、ある程度癒しは進んだのに、家庭の中に問題がある。
娘2は仕事が継続できない。
娘1からは、冷たい態度を取られて辛い。
母は精神病院に入院したままである。
4、感情を感じるだけでは、限界があると思うようになった。
感情をだして、その時はすっきりとする。
ある程度の癒しは起きて、楽にはなる。
でも、辛いことがおきると、また過去のどんな傷が原因なんだろうと思う。
こんな痛みがあったのか。
こんな辛さがあったのか。
一時は軽くなっても、痛みがエンドレスにわいて終わりがない。
自分の中の違和感があっても、
だからと言ってじゃあ、どうすればいいのか、わからなかった。
考える力も落ちてしまっていたのです。
コロナになって、強制的に休む時間が取れて、
違和感から逃れられなくなってきました。
セラピーは、セッションを人に委ねるので、
『自分で考えて、選択をして、決める』ということができない状態になりました。
でも一時的には必要なことだった
私には長年の辛い痛みがあったので、一時的には必要なことでした。
でも、自分で考えられる段階になったら、離れていいのですね。
私が依存したように、お客様を依存させたくないので、
セラピーから離れることにしました。
最初に申しましたが、
あくまでも私個人の意見です。
長年の辛い感情が癒やされて、
セラピーに感謝していることは間違いありません。
私はその後、コアエッセンスヒーリング実践講座(前グリーフケアセラピスト養成講座)のべーシック、アドバンスクラスを卒業しました。
そこで、リフレーミンング、心理学、脳科学、行動科学、心の在り方、古神道などを
学びました。
その結果、より自分と深く繋がることができて、ありのままの自分でいることが
楽になってきました。
長年の自責の思いは軽くなり、自分を信頼する気持ちが高まりました。
その結果、家庭の状況は大変化をとげました。
娘と私との関係は改善されて、一緒にいても心が安らぐようになりました。
3ヶ月と続かなかった娘の仕事は継続しています。
母は病院を退院して、施設に入居することができて穏やかに過ごしています。
そして、私は薬剤師として自信をもっておすすめできる、
皮膚医学に基づいた基礎化粧品と出会い、
男女ともに綺麗になる喜びを分かち合っています。
自分の心を整えていくことで、周りの人たちとの関係が変化していくのですね。
現在は別のサポートの形を構築中です。
私のこれまでの経験が、どなたかの気づきとなりましたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました