70代からのウィズブログ! 

70代からのウィズブログ! 

何を書くかは、その日見つけた好奇心&やる気次第。

Slowになった体力・知力・想像力を少しでも長くキープできればな~、が思いです。

はてさて、どこまで・・・どこまで・・・ 続けられるやら。

 

[正法寺鐘撞堂]

【銅鐘】 鎌倉末期の様式  元享2年(1322)鋳造

【鐘楼】 茅葺の寄棟造り 元禄15年(1702)建立

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2024年8月7日 参詣

 

 

[坂東十番]  岩殿観音 正法寺(しょうぼうじ)

 

埼玉県東松山市岩殿1229

 

~ 後の世の  道を比企見の 観世音  この世を共に  助け給へや ~

 

お願い

[観音堂] 千手観音 

 

 

・・・・・・・ 花火 ・・・・・・・

 

 

坂東三十三観音霊場の 埼玉県内札所は4ヵ寺(9~12番)

 

 

第9番慈光寺  第12番慈恩寺 には 仁王像は見当たらない

 

 

第11番安楽寺(前ブログ) & 第10番正法寺(今回ブログ)の

 

 

2ヵ寺において 仁王像が安置され & 拝観できる

 

 

・・・・・・・ コーヒー ・・・・・・・

 

 

今回参詣した [巌殿山正法寺] については

 

 

2022-12-03UPの 《ブログ457黄葉シリーズ》にて

 

 

当寺の概要を ほぼ記載済みなので

 

 

この機会に ブログ457にも お目通し下さればありがたく

 

 

花

 

 

また   当寺の大イチョウは 推定樹齢700年

 

 

江戸の頃より 信仰を集めている 養老木

 

(写真マニアは必見かと)

 

左手・緑の大木が8月の大イチョウ 奥には観音堂がチラリと

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

ということで さっそく

 

 

正法寺の [仁王門] & [仁王像] を楽しむことに

 

 

 

コーヒー コーヒー コーヒー

 

 

 

まずは 名物の「表参道」=門前通りから

 

参道の 行きつくところに [仁王門]あり

 

 

 

 

 

正法寺・表Pからのショット  仁王門(左)と山門(右): 奥に本堂&納経所

 

 

 

 

表参道・突き当りの姿 石段を上れば仁王門

 

左の道は 上境内・観音堂へと導く 「馬道」=女坂でしょう

 

 

 

 

仁王門の正面 仁王像の安置スペースは ガラス張りで保護

 

 

 

 

ナナメからのショットだと このように 仁王像が ハッキリ確認できる

 

 

 

 

●奥の扁額 「施無畏(せむい)」: 観世音菩薩の異称

 

仏・菩薩が 衆生の恐れの心を 取り去って救うこと

      すなわち 相手に危害を加えず 恐れをいだかせないこと

 

●手前の扁額「巌殿山」: 加賀大乗寺四十三世貫主愚禅和尚の書

 

 

 

仁王門をくぐると 上境内・観音堂への石段参道が続く

 

 

 

 

この石段の両サイド ・・・6月頃には「紫陽花参道」として 楽しめる

 

 

 

 

 

コーヒー    黄色い花  コーヒー

 

ここからが仁王像 楽しんでみよう

 

 

コーヒー    黄色い花  コーヒー

 

 

 

正法寺の縁起によると

 

運慶作の仁王像であったが 江戸時代に焼失し

 

文化年間 (1804~1818)に再建されたものが 現在の仁王像

 

平成には 漆の塗り直しが行われたという

 

 

 

スイカ 赤ワイン スイカ

 

 

 

当寺の仁王像は この斜めの アングルからが見易い

 

特に 腕のポーズに 力強さを感じますね

 

 

 

 

 

数十年前の 塗り直しゆえだろうか

 

しっかりした像容が 印象的だ   健在!健在!

 

  

 

 

 

 

改めて もう一度 仁王像のポーズについて

 

チョイ齧りできればと 目を凝らして鑑賞すると・・・

 

コーヒー

 

阿吽両像ともに 若干腰のひねりは少ない感じ

 

 

 

 

 

仁王像も ご存知「天部の仏像」

 

無理やり 素人目で 「印相」を窺ってみた

 

    

 

 

 

吽形の右手に注目

 

 【施無畏印】らしきと見受けた・・・よく見かける仏像のポーズだ

 

施無畏の功徳を示す印相

 

右手の5指をそろえて伸ばし 手のひらを前に向けて 肩の辺に上げる

 

 

 

 

天衣の結び目の表現が S字状 珍しか~

 

裳は 阿形・吽形共に 同じ模様

 

 

 

 

しっかりとした仁王立ち 表現はスタンダードだ

 

裳の裾が 足元までと長い

 

 

 

 

 

 

正面顔は・・・  玉眼が真新しい 黒目バッチリ   歯の塗りは白くない

 

 

 

 

 

 

横顔は・・・  まなこは下向き

 

筋骨隆々の剛腕  頼もしい

 

 

 

 

 

真横から見た 全身像 モデルのような美しい立ち姿

 

阿形の右手5本指の 力強い押さえは 流石に仏・寺のガードマン

 

仏敵を威嚇しながらの 戦闘態勢じゅうぶんかと

 

 

 

 

 

 

 

波 波 波  波 波 波

 

 

 

 

( ^ω^) ###  FIN  ### ( ^ω^)

 

 

 

 

仁王門をくぐった石段から振り返って見た 表参道の光景

 

 

 

 

 

観音堂前に鎮座する 阿吽の狛犬像