昨日、ふと
思い出した事がある。


ロマンチックでも何でも無いが

私は20代のある時、
鍵🗝️がモチーフのネックレス
いつも身に着けていた。


それは
「誰にも心を開かない」という
自分との誓いを 象徴したものだった。




当時の私は、いじめられていて

クラスメイト男女共に、担任の先生でさえも
全員が敵の状態だった。

毎日一緒にいた親友の女性も
一度は両思いになった親友の様な男性も

天使が悪魔になってしまったのか?
と思うくらいに

私を攻撃する側になっていってしまった。

私はお寺に下宿していたが、
クラスメイトも同じ下宿先にいるので

本当に逃げ場と居場所が無かった。


『私の人生で1番辛かったのはあの時だ』

私は、それを乗り越えた数年後に
そう決めた。

それくらい辛い毎日で

どう生きていたのか、
自分でもよく分からない。


ただ、あれ以上の辛い事は無いと
自分自身で決めたから
私の人生は何があっても大丈夫だという
確信が今、あるのだと思う。


一度愛した男性から
いじめられる事なんてあるのか?

私の、男性へのイメージは
20代はずっと悪かった気がする。



心の鍵を🗝️着け続けていたが

私はいつか、それをどこかに隠してしまって
見つけられなくなってしまった…。





恋愛に関して

私はよく、こんな作品に惹かれるなぁ…と
ふと思った。




私の携帯に、昔メモした

映画の台詞がある




    




「男っていつも私のことを概念かなんかだと思ってる。私が彼らを完全にするだとか、彼らを生き返らせるパワーがあるだとか。でもね、私は単に自分の心の平安を探し求めてるイカれた女なの。それだけ。だからあなたも私にあなたの価値観を押し付けないでね」



「私いつも不安なの…自分の人生をフルに生きてないんじゃないかって。わかるでしょ。すべてのチャンスを最大限に生かしてるかって」


ジョエル「君の嫌いなところなんて、一つも見つけられない」
クレメンタイン「でも、いつかは見つけるわ。何か嫌になることを思いつくに決まってる。それにたぶん私もあなたに飽きて、どうすればいいのか分からなくなるんだわ。いつもそうだもの。」

ジョエル「それでもいいよ。」
クレメンタイン「オッケー」





私が惹かれる映画の女性達は


いつもありのままでどこか狂気で、どこまでも素直だった。


私がジブリの中で1番大好きで
本当に大好きでたまらなかったもののけ姫の
サンにも 私は同じ事を感じたのだろうか?




自分の周りが、敵の様に感じられて


いつもどこかで威嚇していて


でも奥にある優しや愛は深くて。



いつか、どんな私でも


そんな私を美しいと

そんな私を受け入れると


そう言ってくれて


心を開けてくれる

そんな人が現れる


そう思っていたのだと思う。





そんな人が現れれば

きっと私は変われる



ずっと



そう思ってきたんだね。




心の鍵を


いつか誰かが

開けてくれるのだと。


映画のヒロイン達の心を救うような

そんな男性が私にも現れるのだと。



そうずっと、信じてきました。






心を開く鍵🗝️の事を
思い出した昨日

私は1日中泣いていた。


本当にウソではなく

1日中涙が流れていた。


まだ、この事については
現実に感情や心が追いつかなくて
ブログには全く書けていないが

これから、ゆっくり書いていけたらいいな。


昨日私が、彼に送ったメッセージ。



鍵は


心の鍵は


ずっと私が持っていた…



持ち続けていたんだ。


そんな事に、気付いた昨日。



男性に過度に期待し、

それが出来ぬなら必要ない。

いらぬ。去れ!と思っていた

ん?もののけ姫のセリフかな?(笑)



私の心を開いてほしい

私の心をこじあけて


本当の私を見てほしい


愛してほしい

救ってほしい


私はずっと

それを願っていた


でも、叶わなかった


そりゃぁ当たり前だ。


自分の心の扉の鍵は

自分でしか開けられなかった


先に開けるのが怖くて

また傷付くのが怖くて


閉め切って


男性に

「開けられるのなら

開けてみろ」と挑発し


出来ぬのならそれは、私は愛される資格が無いのだという証拠として、そんな材料集めをしていたんだね…





もう大丈夫。


私は昨日、心の鍵🗝️を

ちゃんと見つけたから…


少しずつこの心の部屋を

整理して 掃除して


綺麗にしてゆこう。



色々な思い込んだ感情と

沢山傷付き隠れた自分と

小さく汚れてこっちを見ている

小さな私に



沢山の愛を教えてあげよう






さぁ、ここからだ。


美琴