先日放送された、NHKスペシャルとジキルとハイドという番組で、

新型インフルエンザ=H5N1(鳥インフルエンザから変異したもの)の話しがありました。


実際、世界的に見ると鳥インフルエンザが発症した所もありましたよね。

世界的規模で、感染爆発(パンデミック)はまだ起こってません。

でも、<もし起こるなら>ではなく、<いつ起こってもおかしくない>という状態になってるのだということを伝える両番組でした。


航空機で結ばれる時代に、何処かの国で発生したら、日本に来るのも時間の問題。

感染した人が1回咳をしただけで、そのウイルスは電車1車両分飛沫するという実験もしてました。

満員電車の中で起こったとすると、感染が拡大していくのは一目瞭然。


そしてその拡大が、世界的に1億人もの人が亡くなるのではないかと

言われてるようです。


番組の中では1人の感染者が東京に入ったことから、4日の間に2万人に感染してるようになってました。


日本でタミフルは2500万人分備蓄されています。

ワクチンは、発生してから作るので(半年かかる)今はありません。

事前の策として作られてるのがプレパンデミックワクチンです。

インドネシアなどで発生した鳥インフルエンザを基に作られたもののようですが、

病院関係や警察官などに限って打つようになってるようです。

一般の国民には用意されてません。

海外では国民1人1人打てるよう備蓄してる国もあるようですが・・・

今日本で作るなら1人5000円かかるそうです。


私はそのお金を出してもいいから、1人1人にまわるよう作ってもらいたいです。


H5N1の症状ですが、熱が40度以上、各臓器にまでウイルスがまわり、重い肺炎になり、

自力で呼吸することが出来なくなり、死に至る・・・というものでした。


この恐怖を前に、何か術はないのかと思ってしまいます。


ウイルスはマスクでは防ぎきれないとも聞きました。
うがい・手洗いを徹底、人ごみに出ない。

普通のインフルエンザの予防と同じことしか出来ないのでしょうか。


無力さをしみじみ感じました。


このプレパンデミックワクチンの量を増やすようにしてもらいたいです。

でもなかなか行動に移らないのが日本なんですよね・・・

それにしても、あまりにもこういう情報が目に入ってこない現実ってどうなんでしょう。

もう少し、危機管理するためにも、こういう放送を増やして欲しい気もします。


沢山の人が色々なことを考えてくれていると思いますが、

国民の命を守るため、よろしくお願いします。



パンデミックワクチンの詳しいことは

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/drug/update/200712/505032.html