LAMの監督さんが参加して作ってるということで、観ました!



で、キャストの名前を見てビックリ!なんて馴染み深いキャストの面々なの!

風のはるかの村川絵梨ちゃん、パッチギ!ガンジャ役の真木よう子さん、こころの中越典子ちゃん、

セーラーヴィーナスの小松彩夏ちゃん、白夜行の田中圭くん、ガオレンジャーの玉山くん、

西遊記の大倉さんなどなど・・・

(私が個人的によく観てた番組です。他にも代表作いっぱいあるとは思いますが、あしからず・・・)



どんな感じになるんだろう・・・と思いながらでしたが、いや~、久しぶりに純愛物の作品で、

泣きました。

4つの話から出来ていて、それぞれ監督が違い、<手紙=ラブレター>という視点から、

全て成り立っていました。



「あたしをしらないキミへ」

見かけはすごく悪そうなのに、すごくピュアな心の持ち主の男の子が書いたラブレターを偶然拾ってしまった女の子。中を読んで、それに返事を出したところから話が広がっていくという感じです。

これが純情で、久々、キュ~ン!という感じでした。心同士のやり取りがすごく温かかったです。



「雪に咲く花」=これがLAMの監督さんの作品です

名前が書かれていない遺書とも取れるラブレターをもらったところから始まる話でした。

(女の子→男の子へ)

家庭環境から自暴自棄のような状態になった女の子。でも好きな人にだけは覚えていてもらいたい。

と願いながらも、体を売っていく。そんな女の子を男の子は、助けたい!という気持ちで返事を書く。

気付いてもらえた女の子は・・・

という感じですが、これは、何とも言いようのない切なさがありました。でも最後はあったかい気持ちになれました。監督さん、圭くんをべた褒めしてましたが、ホントいい演技でした。



「イカルスの恋人たち」

これは手紙ではなくビデオレターでした。

死んでしまった兄。その弟と、兄の彼女とのやり取り。

弟は、兄のことを、うっとうしい存在に思っていたけど、ビデオレターを彼女に渡して欲しいという

遺書を見て、行動に移す。そこから、ストーリーが始まっていきますが、これは泣きました!

そのビデオレターがいい!すごくいい!

感情移入しまくりで、自然と泣いちゃいましたね。お気に入りの作品です。



「便せん日和」

便せんを沢山売ってる店の店長と店員の話。店長のことが大好きな女の子。でも店長はお客さんの

一人に惚れてしまう。そんな店長を好きなくせに応援してしまう女の子。

これまた切なかったですね・・・こういうシチュエイション、昔あったなあ・・・とか

思い出しちゃいました。私の場合、そのまま失恋コースでしたが・・・(笑)

心温まる作品でした。



手紙というだけで、こんなにも色々なストーリーが生まれるのって、古臭そうですが、

なんか、すごくいい作品観たなって感じです。

面と向かっては言えない言葉を手紙に託す。

90年代までは、そうでしたよ!携帯やメールじゃなく。

<書くことより出すことの方が難しい>という台詞がありました。

うんうん!その気持ち、痛いほど分かるよ!って感じでした。(笑)



ということで、あまり詳しく書いちゃうと観る方楽しめないので、この辺で。

でも、お勧めです!どの作品も心に残ると思います。

是非観てください!