日本アカデミー賞を持っていかれた作品だから、観ないでおこう・・・

と、思ってたのですが(笑)先週、TVで放送されてたのを、録画しまして、

やっと、観ることができました。



正直、<面白いじゃん!これなら、少しは納得出来るかも・・・>

と、思ってしまいました。



時代背景、人情、子供と親の関係などなど、今では無くなってしまった様な

懐かしい、そして、忘れてはいけないものだったんじゃないか・・・というような

ことを、思い出させてくれる、そんな作品でした。



集団就職やら、テレビの普及し始めなどは、親から聞いたことがありますが、

私が生まれた頃には、TVもカラーだったし、普通に電化製品揃ってましたからね。



不便さを知ってる人が段々便利になるってことが、1番身に浸みて分かる世代の

人たちですね。

今も、それは続いてるんでしょうが…



この作品の中の登場人物で、好きだったのは・・・

吉岡さんと、須賀くんの関係ですね。

他人同士なのに、親子以上の存在になれるのって、観てても、

心が温かくなるって感じがして。

サンタのシーンの辺りから、涙・涙で持っていかれ、

漏れなく、製作者側の技にはまりました・・・



『パッチギ!』と対局してた作品だったのに・・・

<いいものは、いい>ってことですね。



今回は、いいところで、CMになったりで、納得いかないので、

今度レンタルしてこようかな・・・



まだ観てない方、素直に泣きたい方、お勧めです。

☆☆☆☆でいかかでしょう・・・