星組
東京建物ブリリアホール公演


『ロックオペラ モーツァルト !!』







潤色・演出:石田昌也


音楽を愛し
恋と自由を追い求め
35歳で夭折した
稀代の天才音楽家
アマデウス・モーツァルトの
半生を描いた
フレンチ・ミュージカル




お話としては
天才音楽家モーツァルトの
何を感じて欲しかったのかはてなマーク
よくわかりませんでした



観る前は
サリエリとの確執とか
悪妻と名高い
コンスタンツェとの関係が
ドラマティックに
描かれているのかと
思っていたのですが

ただ何となく
モーツァルトの
半生を追っているだけで
終わってしまったような・・・





こっちゃん(礼真琴)の
モーツァルトは
ただ元気のいい小僧はてなマーク
亡くなる時は
35歳のはずなのに
最後まで"若者"のまま



カチャ(凪七瑠海)の
サリエリは
一幕はほとんど出て来なくて
アッサリと悪役感なし



ひっとん(舞空瞳)の
コンスタンツェも
全然悪妻じゃなくて
(むしろ可愛い良妻に見えた)
こちらも最後まで
少女のようで・・・



勿論これは
石田先生の
潤色、演出によるもの
なのでしょうが
何か想像していた物とは
違っていました



たぶんこの作品は
お話云々より
フレンチミュージカル
ロックオペラという
音楽や歌
ダンスを楽しむ物で

こっちゃんの
歌やダンスが好きな人には
とても良い作品
という事なのでしょう
(実際巷の評判は
すこぶる良いようですし)


もちろん
こっちゃんの
歌やダンスが上手いのは
わかるのですが

ただ
宝塚の男役としての
魅力となると
どうなのかなはてなマーク


ルーチェ
(めぐり逢いは再び2nd)
ケンサンウン
(サンダーボルトファンタジー)
等の役は
ぴったりだったけど

ムケーシュ
(オーム・シャンティ・オーム)
フロリアン
(霧深きエルベのほとり)
等の
大人の男を演じると
無理を感じてしまって
(フロリアンも
ひろきのお兄様なら・・・)



トップになれば
本人に合った役が
出来るようになる
とは思うけれど
いつまでも若者ではね・・・



コンビプレお披露目
新トップ娘役の
ひっとんも
こっちゃんと同じく
何でも出来る
首席優等生

特にダンスは
本当に素晴らしいと
思うのですが
こちらも
演技はどうなのかなはてなマーク

ハンナ(ハンナのお花屋さん)
フェリシア(メランコリック・ジゴロ)
そして今回の
コンスタンツェと
正直あまり
お芝居に成長を
感じられなくて・・・

演技に関しては
これからなのかなはてなマーク









トップコンビに
ときめきを感じなかった
印象に残ったのは


モーツァルトの初恋の女性
アロイジアの
小桜ほのかちゃんと

モーツァルトの姉
ナンネールの
桜庭舞ちゃん

このお二人は
演技も歌も良かったです



男役では
サリエリとモーツァルトの弟子
ジュースマイヤの
極美慎くんが
スター性があり
目を引きました











今公演が
宝塚の柿落としとなった
池袋に出来た
東京建物ブリリアホール


実際
観劇して感じた事は

・音響が良くない
・座席の背もたれの 角度が悪い
    (観ていて背中が痛くなった)

座ったお席は
3Fの最前列センター

3F席だったからなのかはてなマーク
(1F席や他の席では
違うのでしょうかはてなマーク)






余談ですが

観劇した日は
客席に
みりおちゃん(明日海りお)
カイちゃん(七海ひろき)
せーこさん(純矢ちとせ)

それに
とよこさん(涼紫央)が
ご主人と娘さんと
観劇されてました
(とよこさんと娘さんは
お揃いのワンピースを着てました)


カーテンコールのご挨拶で
こっちゃんが
「今日は客席が華やかで」
と言われてましたブーケ2