【ごあいさつ】
こんにちは。小説家 神永学ファンの @mikoshibayakumoです。
新緑の美しい5月。
滋賀県の石山寺に行って来ました。
紫式部が『源氏物語』の着想を得たという、
あの石山寺です。
今回のブログでは、物語ファンの聖地・石山寺巡礼が楽しかった話をします!
【石山寺で生まれた『源氏物語』】
風薫る五月、滋賀県大津市の石山寺に行ってきました。
石山寺は、平安時代に紫式部が『源氏物語』の着想を得たとされる寺です。
↓ここから、琵琶湖にかかる瀬田の唐橋を見て、明石のお話を思いついたらしい‥
現在の石山寺からは、瀬田の唐橋は見えにくいですね。
紫式部の人形を見ていると、「お寺に缶詰めになって、原稿を書かされてる~💦」って感じがしませんか?
本堂の中には、元祖☆物語オタクの菅原孝標の女が、石山寺を参拝した表示がありますよ。
菅原孝標の女さんは『更科日記』の作者です。
『更科日記』の冒頭は‥
「あ~、都へ行って物語を読みまくりたい!!源氏物語を読みた~い!!」
というオタク心が爆発している様子なのです。
菅原孝標の女さん、紫式部ゆかりの地に参拝出来て本当に良かったね☆彡
物語の聖地巡礼って、平安時代から行われていたのですね~。
歴史の長い日本文化・聖地巡礼。
私たち令和に生きる人間も、聖地巡礼しましょう!! 楽しいよ💛
現在、石山寺では特別展「源氏物語と女君」を開催中!!
紫式部が使った硯とか‥
江戸時代の源氏物語絵本とか‥
瀬戸内寂聴さんの現代語訳「源氏物語」豪華本とか‥
紫式部ゆかりの美術品などが公開されています。
↓源氏物語の現代語訳・瀬戸内寂聴さんの訳した本は、文庫本もあります。文庫版は、石山寺に展示してないから、こちらで見てね↓
特別展「源氏物語と女君」は、2022年6月30日まで。詳しくは、石山寺のHPを見て下さい↓
特別展を見て、江戸時代の「源氏物語大鏡」(源氏物語の絵本)の美しさに驚きました!!
状態がものすごく良いです。
金ピカで、キラキラで美しい✨
江戸時代のお姫様たちも、源氏物語の本を大事にしていたんだな~。
江戸時代になると、平安時代の古典を読むのは難しかったので、絵本にして楽しんでいたみたい‥。
親近感を持ってしまいます。
だって、私も持ってるから!!
オタクのみなさんが、紫式部ゆかりの品々を石山寺に寄贈するので‥
石山寺は、源氏物語文学館みたいになっています。
春と秋は、お宝公開しますので、物語ファンは足をはこんで楽しみましょう。
私も、秋の公開にまた行こうかな~💛
【まとめ】
- 石山寺は、紫式部ゆかりのお宝をたくさん所蔵している
- 石山寺は、紫式部の特別展を春と秋に開催する《現在開催中の特別展は6/30まで》
- 『源氏物語』は、マンガ『あさきゆめみし』を読めば大丈夫
今日はサイクリングの日
石山寺の門前にある「茶丈 藤村」。
サイクルラックを設置しているので、琵琶湖をめぐるサイクリスト達の憩いの場になってます。
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菅原孝標の女がすなる「聖地巡礼」なるものを我もしてみむとてするなり。
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神永学先生の生誕地・山梨県の文学館へ行ってきたときのブログです。楽しかった~。