文系出身だけど、数学的思考の八雲くんになりたい!! こんにちは、mikoshibayakumoです。

 

以前に書いたブログの続きです。

 

『16歳からのはじめてのゲーム理論』刊行記念ZOOMセミナーを受講してわかったこと。

 

著者の鎌田先生は、アメリカの大学の准教授。

 

学生さんに教えるのは週に3日ぐらい。

 

他の時間は、「研究活動」をしているそうです。

 

 

 

研究活動だけでは、おもしろくないので‥

 

「研究外活動」もしているそうです。

 

「研究外活動」のひとつとして『16歳からのはじめてのゲーム理論』を書いたとのこと。

 

逆の言い方をすると、鎌田先生は、数学の考え方を全く知らない素人むけの本をかくことがおもしろいようです。

 

 

鎌田先生は、はじめに自己紹介なさいました。

 

この本を書いた動機を聞いて、私は‥

 

銀色夏生の詩を思い出しました。

 

 

 

詩集『月夜にひろった氷』に載っていた詩です。

 

 

流れ星を初めて見た感動を、いきいきと話す人‥。

 

初めて流れ星をみた感動を、流れ星を500回見た人が聞く‥。

 

流れ星を500回見た人は、流れ星を初めて見たとキラキラした感動を共有する。

 

という内容の詩です。

 

熟練者が、初心者と共有する感動。

 

 

初心者が何かを会得したときの、目のキラキラした感じって、とっても感動するんです。

 

「はじめて出会う数学の感動」を共有すること。


それが、鎌田先生の利得なのかなぁ?

 

 

 

銀色夏生の詩は、NHKの「みんなのうた」で放送されました。

 

流れ星の詩ではないけれど、同じ詩集に入っている詩です。

 

 


私とゲーム理論の出会いは、『確率捜査官 御子柴岳人』

 

数学を使って、取り調べに公平性をもたらすエンタメ小説です。

 

御子柴センセイが、ゲーム理論の扉を開いてくれました。

 

 

鎌田先生は、実在のゲーム理論専門家です。