今だから感じた | Jour Apres Jour

今だから感じた

ふと思ったこと

今だから感じたこと

大切なことだと思ったのでどこかに残しておきたい


以前にも読んだことのあるネット小説の異世界物語

久しぶりに読んだ

その中の一場面

街を上げての大規模な討伐作戦中に魔物にやられて死にかけていたところを助けてもらった若い冒険者


「今回の討伐で死ぬだろうと分かっていて参加した。だから生きて帰ってきて家族の顔を見れて泣いた」


以前は助かってよかったねと思っただけだった

今回、この小さなセリフに引っかかった


大切な家族を守りたい

例え、自分が死ぬかもしれなくても、それで家族を守ることができるなら。そんな思いで戦いに参加したのだろうと思った


今までは戦争が遠かった

世界のどこかで起きていても日本では過去のことだったから


でも、ウクライナのことがあって、戦争っていつ巻き込まれるかわからない、勝手に侵攻されてしまうんだって、今までとは違って悪い意味で身近になった


だからなんだろうと思う

何でもないセリフが心に響いた

家族を守るために街を守るために国を守るために、自分の死を覚悟しながら戦地に赴いた人たちが現実にいる

物語とは違って奇跡は起こらないし、たくさんの人が亡くなっている


そのことがものすごく悲しい、ものすごく辛い

今までも祈ってきたけれど、これからももっと強く願わずにはいられない


どうか一刻も早く戦争が終わりますように

無くなりますように


そして、これは戦争に限らないけれど、自分ができることを少しでもいいからしていこう

少しのことでも積み重なれば大きくなる


頑張っても報われるとは限らないけれど、頑張らなければ報われることもないから


jour après jour

petit à petit