誰にでもいいところがあるから
その人にいいところを見つけよう。
30代の頃に受けたセミナーで言われました。
「自分に合わないなあと思う方でも
その人のいいところを見つければ共通点が見つかる」
「人を嫌いになるよりは
少しでもその人にいいところを見つけてみよう」
でも、ずっとこれに違和感がありました。
そしてこの本を読んでいるうちに
ずっとあった違和感を解消することができました。
「いい面をみようとしている時点で
その人にいい面、悪い面を判断していることになる」
そうだなあ、この時点でジャッジが始まっている。
そしてその答えは
どんな面も、「それがただある」と観察すること。
ただ「そういう人なんだね」という視点に変える。
自分に合わない人のいいところを見つけようとしても
合わないから嫌な面ばかりが目に映ってしまう。
その時間を使うより
「そういう人なんだね」だと腹も立たない。
無理に好きにならず、自分にも無理をかけない。