バスから降りて道草をし
両親たちが必死で探し
父が車で探していたところ
反対車線を歩く私を見つけたそうです。
バスから降りて4時間以上が経過していました。
私の保育園時代は
数々の事件を起こし
両親や祖父母たちをヒヤヒヤさせていました。
ウチはお菓子屋を営んでいましたので
元日しか休みがなく
両親揃って出かけたこともほとんどありません。
子ども頃の私は自由奔放で
それを咎められることもなく育ててもらったと思っています。
子どもは親が思うよりも
すごく物事を見て考えていると思います。
こんなに小さいからではなく
もっと子どもの目線に立って
物事を見ると親が思う以上の景色を見ています。
私は本が読めたのでひらがなを覚えるのも早かったと思います。
ある日、幼稚園で父の日のプレゼントを作っていて
私は紙に「おとうさん」へと書いたつもりでいました。
そして、それを持って帰り父に渡しました。
プレゼントを受け取った父は喜んでいたのですが
プレゼントを見て、何も言わないのです。
そこへ母が来て、そのプレゼントを見て
「えっ、えっ、何これ。」
プレゼントの表紙に
「おっさんへ」と書かれていたのです
確かにおとうさんへと書いたはずなのに。
母はゲラゲラ笑っていたのですが
父は
「みんなで笑うな!
ひらがな書いたんやな、書けたんやな。
ありがとう、大事にするな。」
そう言って頭を撫でてくれました。
まだ、この世に来て4年しか経ってないから
たくさんの失敗と勘違いはある。
それをいま子育て中のおとうさん、おかあさんに楽しんでほしいです。
まだ、地球に来て僅かだもん。
地球に慣れるほうが大変!
子どもは宇宙人!