これはたまに私のブログに出てくる

カズさんというお坊さんの話です。

 

その頃、私はプチダイヤのネックレスをつけていました。

ある日、カズさんと会うことになり

いつも通り、ネックレスをつけて

カズさんに会いました。

 

カズさんはネックレスを見るなり

「おまえはこんなもんをつけても

なあんも感謝しておらんなー。

おまえは何をつけてもご利益なしじゃ」

そう言って高笑いをしていました。

 

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ムカッときたのですが

カズさんのいつもの軽口と思っていたのですが

一緒に神社の境内を歩いている時に

「身に着ける物にも魂が宿る

そんなことを聞いたことはないか」

 

「あるような、ないような」

 

「まあ、いい。

自分が身に着ける物が気にいっている物なら

なおさら、つけているものに感謝をしなさい。

そして大切に扱うのや。

感謝をして大切にしていると

思わぬ助けが入ったりするもんや。

逆に大切に扱わんといつの間にか

どっかに行ってしまうもんや」

 

あれから何年も経ち

もうネックレスはつけてはないのですが

今は、比叡山延暦寺からいただいた

「桜念珠」をつけています。

帰宅するとお念珠に

「きょうもありがとう」

そう言って神棚に置いています。

 

そのおかげか、このお念珠にはたくさん助けられている

そう思うことが何度もありました。

 

身に着けるものには感謝する。