今回の大雨は想像もしない

大災害になりました。

 

安否不明者の中に14歳の中3の女の子がいます。

一人で家にいてお家ごと流されてしまいました。

お父様が

「どんな形でも帰ってきてほしい」

お母様が

「外の様子を写メって送ってきたのが最後」

気丈にもカメラの前で応えていらっしゃいました。

 

大雨の前日は家族で夕食を食べて

きっと、たわいない話をして過ごしていたのかな?

そんなことを思ってしまいました。

 

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私の娘は、東日本大震災の時

ちょうど中3でした。

学校や友人たちに呼びかけ

スキーウエアやセーター、学用品を送りました。

宮城県の方からDVDが送られてきて

地震の凄さをまざまざと知ることになりました。

TVでは流さない、それは恐ろしいものでした。

それでも、それを見ることで

それを知ることで

何が必要で何が不必要かを知ることができました。

私たちは計3回、

必要なものだけを送らせていただきました。

 

娘は中3で生徒会長でした。

卒業式は送別の挨拶をしました。

彼女は

「東日本大震災で

きょうの日を一緒に迎えられなかった人たちのためにも

私たちはこの思いを胸に

一生懸命歩いていくことを誓います」

送辞にそれをつけ加えていました。

 

いま、14歳の女の子が中3で

あの頃の娘と重なります。

どこかで無事でいてほしい。

そして、みんなと一緒に卒業式を迎えてほしい

そんな思いでいっぱいです。

ご両親の元へ無事に帰ってほしい。

そんな思いでいっぱいです。