昨日は、庵主様のところへ

お参りに行ってきました。

 

庵主様といろいろお話をしていると

「ちょっと、こっちこんか」

そう言われたのでついていくと

「これ、持って帰んなさい。

お赤飯もたまに食べると美味しいもんや」

 

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その数12個、それに果物。

お参りに行ったのにお土産がいっぱい。

 

帰るときに本堂のお地蔵様の

お賽銭箱に封筒を入れようとしていると

「あっ、またお金入れようとしとるやろ

ここは100円参りやから100円やぞ!

何回言うてもきかん子やね!」

 

私は

「これは、お地蔵様のお花代なの

先生にってわけやないからいいやん」

庵主様は

「ホントに言うこと聞かんわ。

神様、仏様がお金ほしいとは言わんと言うとるやろ」

 

「だから、お花代なの

私が好きでやってるんやし

別にいいやん」

 

家に帰ったら先生から電話がきて

「きょうもお参りありがとうね。

お金使わせて、気使わせて」

 

「先生、私は好きでやってるの

先生から学ばせていただいているから。

たいしたことをやっているわけじゃない。

自分がしたいことをしているだけなの」

 

庵主様は

「ほうか、顔見れたし

元気にしとるみたいやし安心したぞ」

 

庵主様は本当に瀬戸内寂聴先生に瓜二つで

比叡山延暦寺でも何度も間違えられていました。

本堂には瀬戸内寂聴先生と並んで

お二人が笑っていらっしゃる写真が飾られています。

 

そして、寂聴先生のような方です。

いつも思うのが寂聴先生の言葉が

先生は金沢弁で

「ほな、次会うまで頑張るげんぞ。

次会うまで、自分ができることしたいこと

やっていくんやぞ、わかったな」です。

 

次、お会いするまで頑張ります。