もう20年ほど前のことなのですが
カナダでホームステイをしていたお家の
パパとママとはずっとやり取りをしていて
結婚をして子どもが生まれたことを伝えていました。
パパもママもすごく喜んでくれていて
「孫だね、孫だね。
顔が見たいね、いつか見せてね。」
そう言われていたので
絶対、見せに行こうと思っていました。
娘が2歳になる頃に
カナダへ行くことになり
クリスマスシーズンにカナダへ。
バンクーバーから1時間のフライトで
オカナガンシティに到着するはずでした。
真冬のカナダは悪天候があたりまえ。
出発時間になっても
案内がなく
外をみると猛吹雪になっていました。
パパとママは向こうの空港に迎えにきてくれている。
それなのに、飛行機が飛ばない。
どうなるんだろうと思いながらいると
出発時間から50分がたち
やっと案内され飛行機に乗ることができました。
約1時間のフライト。
離陸したんだから大丈夫と思っていました。
オカナガンシティに近づき
あと20分もすれば
パパとママが待つ空港に到着する
そう思っていました。
それがとんでもないことになるとは
ワクワクしていた私には
想像すらしていませんでした。
つづく
