これは私が20代の時に
N県へ友達と行った旅行の話です。
金沢から車でいろんなとこに寄り道をしながら
N県を目指して走っていました。
ところがその日に泊まる旅館を目指して
走っていたのですが
どんどん道が外れ、いつの間にか
山道を走っていたのです。
あの頃はグーグルマップもないし
紙の地図を見ながら走っていたのですが
一向に目指す旅館には着かない。
18時に着く予定だったのに
到着してのは20時。
夕食も頼んでおいたのに
20時に到着したのでおにぎりと味噌汁しか頂けず
そして、泊まるお部屋も変更されてしまって
旅館の1階の一番奥の部屋を案内されたのです。
その日は疲れていたのもあり
翌日にいく観光スポットも楽しみにしていたので
お風呂に入って早々に寝ることにしたのです。
朝起きるとカーテンの隙間から
眩しい朝日が入ってきていました。
朝日を浴びようと思い
思いっきりカーテンを開けて
目にしたその光景に驚愕し
背筋に冷たいものが走りました。
カーテンを開けたその場所は
一面が墓地だったのです。
そしてこの体験から10年。
また同じ体験を聞くことになりました。