治療院の先生のところへ行くと

最近、不登校のお子さんが増えていると聞きます。

 

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私の娘も高校に入り

「起立性調節障害」になりました。

娘の友達も同じ病気になりました。

あの頃は情報も少なく

私も娘の症状についていけず

怒ったり、イライラしていた時期がありました。

 

病院の先生の力を借りても

症状は改善するどころか悪化するばかり

そのうち、娘の精神状態も不安定になっていきました。

 

あの頃は学校の先生の理解も得られず

娘の友達は学校から「退学」を宣告されました。

 

私の子どもの頃には聞かなかった様々な病名を

娘を育てているときに耳にしました。

 

私は娘を通して、学校がすべてではない

そう思うようになり、いまも思っています。

周りの理解がない中、娘を見るのはとても辛く

そして、私自身も娘を理解してあげられずにいました。

 

いま、私が思うことは

答えはない、そして答えはある。

スマップの「世界にひとつだけの花」

あの頃の私は何度となくこの歌を聞いていました。

同じ花はなく、一つとして同じものはない。

 

学校での勉強も大切だと思うのですが

興味のあるものを取り組んでいくのも大切。

答えはない、そして答えはある。

それぞれが自分の進むべき道を進んでいる。

毎日、進んでいる。

それは、生を受けたら必ず死が訪れます。

 

後悔をしているとしたら

あの時間、勉強に目を向けるのではなく

彼女の興味のあるものを一緒にできたら良かったと思っています。

 

答えはないのではなく体験し探しにいくもの

そこにきっと答えがある。

 

完璧な人はいないのだから。

私は娘を通して学ばせていただいたものが

たくさんあったと思っています。

理解ある先生に会えたり

新しい友に出会えたり

そのおかげで今があると思っています。

 

頑張り過ぎない、考え過ぎない。

空を見上げて、大地を踏みしめて。

怠けることも大切だと思っています。