庵主様から

誰でも、頂点に上り着いたら

降りる時期があると言われました。

 

例えば、アイドルはずっとアイドルではいられないし

社長は一生、社長ではいられない。

政治家も必ず引退の時期が来る。

 

誰でも、山を降りなきゃならないというお話でした。

山を降りる時、自分から下山するのか

それとも無理やり下山させられるのか

山の下山の仕方が、その後に影響するという話でした。

 

誰でも山に上り、頂点を目指すことを考える。

そして、頂点に立ち、その景色を見たとき

下山の仕方も考えなきゃならない。

初心を忘れずに歩いてきた人は

緩やかに下山をして、中腹にとどまり

山の頂点を眺めている。

初心を忘れたものは、あっという間に

麓の降りている。

 

『その意味を考えながら

この先を大切に歩いていきなさい。

そして、山には一人では登ってはいないことを

忘れてはいけない。』

 

とても深いお話だと思いました。

このことを忘れずにこの先を歩いていこうと思いました。