これは庵主さんから聞いた法話です。
庵主さんのところへ通っていらっしゃった経営者の方の話です。
庵主さんにご指導を受け、会社の経営が安定してきた頃
庵主さんはその方に
「会社も安定してきたことだから
今度は社会貢献をされたらいいですよ。」
そう、お伝えしたそうですが
その方は、財布の紐が固く、ケチケチしていたそうです。
会社は安定してきたけれども
そこから、伸びることもなく安定だけだと。
そこで、庵主さんはもう一度
「自分だけが良くなれば良いのですか?
会社の回ってくるお金も誰かを通していただいています。
それを自分だけのものにし、回さないということは
会社は、それまでだということですよ。」
それを聞いて、その方は何ヶ月も考えられたそうです。
そうして出した答えが、養護施設へ毎月、飲み物を20本
十年間以上を贈られたそうです。
そこから会社は右肩上がりに業績を伸ばしたそうです。
庵主さんは、本当に起こったことを法話で教えてくださいます。
私も何か、誰かのためになれること
今、自分にできることを見つけていこうと思いました。
今、できること、それはなんなのか
今年の後半の宿題になりそうです。