私は、友人やお客様からいただいたものを
まず最初に、お仏壇へお供えし
「きょうは〇〇さんからいただいたので
みなさんで召し上がってくださいね。」
そう一言添えてお供えします。
お供えした後は
「お下がりいただきます。
きょうも暑かったですね〜。
〇〇さんも元気で過ごされていますよ。」
などと、たわいもない話をしたりします。
お花を変えた時などは
「きょうはカーネーションが綺麗だったので
思わず手にとってしまいました
」
この声かけをするようになったのは
名誉住職からの一言からでした。
ある年の夕方、なんとなくお寺へ行った時のことでした。
名誉住職が
「さっき、はっちゃんが本堂の方へ入っていったよ。」
その、はっちゃんという方は亡くなられた方でした。
私は
「えっ、本堂へ入っていかれたって？」
名誉住職は
「亡くなられても、お経が上がる時間になると
来られる魂があるんじゃよ。
時々、あんたのおばあちゃんもあんたと一緒に来ているよ。」
それから、亡くなられても魂として
行きたい場所に行かれる。
お盆には帰ってくると言われるのと一緒だと言われました。
その話をお聞きしてから
お仏壇やお墓で手を合わせる時は
そこにいらっしゃる、そう思い声をかけています。
そうして、今まで続けてきましたが
不思議とこれはご先祖様からの応援なのかもしれない
そう思うことがありました。
ご先祖さまと対話する。
不思議なご縁に導かれたり、背中を押してくれることがあります。
次回の薬膳お料理教室は
8月１９日 １３：００〜
の予定です。
"rokkon"
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