きのうは一日中、寒いし凍ってる。
ファンヒーターも、なかなか温度が上がらない。
駐車場の雪をすかして、身体が冷え冷えになって
即、お風呂へ
さて、名誉住職の話の続きです。
名誉住職は
「本堂にな、今まで縁のあった方がお参りに来るんや。」
私は
「それは誰?いつも護摩焚きにいらしている人?」
名誉住職は
「そうやない。もう、この世におらん人や。
そういう人が、本堂にお参りに来られるんや。
あんたのお姉ちゃんも何度も見た。
スーッと本堂に入っていかれるんや。」
私は
「それはどうして?
お姉ちゃんは未練があるの?この世に未練があるの?」
名誉住職は
「そういうことではない、
ただ、お参りに来られとるということや。」
私は
「それは、今が苦しいとか未練があるとかじゃないの?」
名誉住職は
「良い顔をしてお参りされとる。
生前と同じでお参りに来たいから来とるということや。」
私は
「意味がわからないし、なんか腑に落ちないし
自分を納得させられない。」
名誉住職は
「そのうちわかる、生きているからこれも課題や。」
私はお姉ちゃんがお寺にお参りに来ているのを知って
答えはわからないけど、これも名誉住職が言うように課題かな?
そう、思いました、何はともあれ
お姉ちゃんがお参りに来ている、それだけが今は嬉しい、
そして、いつか来なくなる、それはそれで寂しい。
でも、来なくなったら、新しいステージに行ったんだと思うことにしました。