エンちゃんは、掃除を続けているうちに
家のあちこちを掃除し、整えることが
楽しくなっていったようでした。
エンちゃんから紹介されたお客様から
相談があると連絡を受けました。
数日後、彼女と会うことにしました。
待ち合わせのカフェに先に着いていた彼女
お会いするなり、
「こんにちは、久しぶりです。」
私は
「久しぶり、元気でした？」
彼女は
「うん、あんまり元気じゃないかな？
なんか、ちょっとうまくいってなくて。
それより、エンちゃんがとても生き生きしてて
それで、エンちゃんに聞いたらトイレ掃除を始めて
毎朝の神棚へのご挨拶、お墓掃除、お墓まいり
いろいろとしていたら、流れが変わり始めたって。
それって本当ですか？」
私は
「それって本当ですよ。
エンちゃん、それを一気にしたわけではなくて。
一つ一つをしている間にいつの間にか
あれもこれもと、時間の使い方もとても上手になって。
私自身が驚いているの、エンちゃん素直だからね〜。
私もすごく嬉しい、エンちゃんがいつも笑顔だから。」
彼女は
「私もエンちゃんみたいになれますか？
なりたい！なりたい！エンちゃんみたいに。」
私は
「エンちゃんみたいになるんじゃなくて
自分らしい形で笑顔になりましょう。」
それから3時間いろんな話をさせていただきました。
笑顔で帰る彼女を見送ってから
日吉神社にお参りにいきました。
エンちゃんも彼女も、もっと楽しくなるように！
そう願いながら、お参りをしてきました。