何だか気持ち悪いくらい暖かな日が続いてますが、まだ1月ですよね~。
大丈夫でしょうか地球さん![]()
これでまた寒くなるのでしょうから本当に体調管理が難しいです。インフルエンザに感染した私が言うのもなんですが、皆様本当にお気をつけ下さい。
さて、昨日我がクラブにほかの方が獣医さんをお呼びしたらしく、私がクラブに行ったら何時もの獣医さんが来ていて私に「その後どうですか?」と声をかけて下さいました。
何時もA君の事を診て下さっているので何時も気にかけて必ず声をかけて下さいます。有り難い事ですね~![]()
「厩舎で寝て傷めなければ、ほかは無事に過ごしております。まっ最近は直ぐに息も切れてしまいますが」との返事に「30歳という年齢を考えるとそれは仕方がないでしょうね」と答えてくださいました。
私は先生に「でも、本当はもう運動するのも気の毒で、私の方が辛いです」と言うと「でも、この子はオーナーさんとの(流石にお母ちゃんとは獣医さんは言いません
)スキンシップが何よりの喜びでしょうから運動はしてあげた方が良いですよ。たとえそうでなくても運動は大事です。出来る状態であるならしてあげて下さい」との言葉に多少なりとも心救われた思いです。
ふっ…と思いました。
競技馬として、又そうなる前まではA君に辛い思いや大変な思いをさせてきました。でもA君は素直に頑張ってくれました。
素直??もしかしたら「耐えて」かな??
競技馬!!A君が競技馬になりたいと言ったわけでもなく、それは私の都合ですよね。
その私の一種のエゴにA君は大人しく長い年月付き合ってくれました。
そして今、年老いたA君を護っていくのは心身ともに楽ではありません。
たとえ、元気で無事に過ごしてくれているときでも、いつ来るか分からない恐怖に今でも心狂いそうになるときがあります。
でもでも、でもですよ。
A君は長い年月辛く大変な思いをしながらも私に付き合って来てくれたのです。
今は私が辛く大変でもA君に寄り添って一緒に歩いていく時です。
そう、今度は私がお返しをする番。
今まで沢山頂いた素敵で幸せな時間をくれたA君に。
と思ってはいるのですが、やはり立っているのも辛い、歩くのも辛い、運動もそこそこ辛い、厩舎でたまに休むと肢を傷める。
自由に動ける放牧も今はしてもらえない。
そんな状況の今でも
それでもA君は幸せなのかと…
考えてしまいます。
そんなA君に私はただ毎日人参や
りんごを持って顔を見せる事と、お腹が痛くならないように一緒に歩いたり運動したりする事しかしてあげられない。
他の会員さんたちは皆「A君は幸せね。こんなに大事にされて」と言ってくれますが、本当はA君はどう思っているのでしょう??
A君を護って行きたい。そう思う私の気持ちも実は「A君を失いたくない」と言うただのエゴなのかもしれません。
ごめんね。A君。
でも、昨日の獣医さんの言葉に私は涙が出るほど改めてA君に感謝の気持ちで一杯になりました。
本当に獣医さんが言ってくれたように私と一緒の運動でのスキンシップがA君にとって何よりの支え。
本当にA君がそう思ってくれているのなら、こんなに幸せ![]()
なことはないです。
A君の気持ちは誰にも分からない。
けど、キットそう思ってくれている。
そう信じる事で私の心が崩れずに羽
が生えて楽しく飛んでいられる。
そう信じて…