先日、福岡県立美術館で、
「色彩の奇跡・印象派展」に
行きました。

学校のPTA行事、
子どもの病気などなどで、
のびのびになっていましたが、
やっとやっと最終日に行くことができました。

お目当ては、やはり、印象派。
モネ・ルノアール。

もう、大好きなんです。

東京に住んでいたときは、
上野の美術館で常設展示されている
モネをよくみに行っていました。

絵を観ていると、
その時代、その場の空気感を感じます。

風の音・暖かさ・鳥の鳴き声も聞こえるかんじがしてきます。

タイムマシーンに乗って体感しているかんじですね。


今回は、ドイツのケルンの美術館所蔵作品です。

ドイツまでいかなくても~
福岡で会える絵たち音譜


すべての作品を見終えて心に響いた作品は・・・
モネでも、ゴッホでもなく・・

アルフレッド・シスレー
「ラングランド湾」
でした。


恥ずかしながら、シスレーってきいたことはあったけど、どんな画家か知りませんでした。

モネらと同時代に生きた画家(モネの友人でもある)で、
よくある、死後にやっと絵の評価があがった方です。

目に飛び込んできたのは、
夕景を思わせるラングランド湾。

海が、コーラルピンクに染まっています。
私の眼は、その海のやさしい色に釘付け。

これは、晩年の作品で、この絵を描いた2年後くらいに
シスレーは、癌で他界されています。

残された家族を思い、子どもたちの今後のことを、
モネにお願いしたというエピソードを聞きました。

それだけ聞くと、
なんだか、かわいそうな晩年だったのかなと
思えるのだけど、

絵を観ると、
シスレーは、心のどこかで
「満たされた人生」を
感じていたのではないかな?と思いました。

だって、圧倒的な優しさに包まれた
絵を観ると、

私自身の心にも
今のままで私は、十分満たされている
という気づきがおきてしまったのです。

何かが足りない、
何かをしないと私は不完全。。

そんな思いを抱いていた自分に訪れた気づき。

ハ!もしや、これは、以前使った
「コーラル/コーラル」
のヒーリングがまだ続いている!


と思ったのです。

そのボトルの意味に似た出来事を引き寄せるオーラソーマ
やっぱり大好き!!ドキドキ